MacBook Proは、持ち歩ける最強のデスクトップなの?


あたらしいPowerBookは、名前も新しくなった。処理速度はPowerBookG4の4倍。でもデザインは継承。もっと薄くなることを期待していたんだけどね。

MacBook Proは4倍のスピード。さすがPowerBookはプロ仕様のノートパソコンだけあって2倍しかスビードアップされなかったiMacとは、進化の仕方がちょとちがう。ではiMacよりどのくらいすごいのだろう? と思ってスペックをみると、MacBookのクロックは1.83GHz、iMacは2GHz。iMacのほうが性能的には上ではないのか?

そもそも比較対象は、それぞれMacBookは1.67GHzのG4、iMacは2,1GHzのG5だったのだ。それはそれぞれのベンチマークテスト結果の比較グラフに記載されている。ところがよくみると結果の数値はどこにも記載されていない。これって騙しのテクニックですね。どうも、iMacとMacBookの性能比較は直接できないようにしているみたいです。スペックをみれば分かるということでしょう。CPUとグラフィックカードが同じならクロックの違いで性能差が分かると思っていいのでしょうか。

とすると、最強のデスクトップを持ち歩くというコンセプトだったPowerBookは、G4時代にその意義が薄れ、入門機のiMacG5より遅いマシンに落ちぶれたまま、MacBook Proとして生まれ変わって、Proという名があるにもかかわず、その地位は変わらないということなんでしょうか。それでも、きっと最強のノートブックなんでしょう。

今後のインテルMacのラインアップがどうなっていくのか、楽しみです。


木 - 1 月 12, 2006   01:00 午前