iBook G4の電源が入らない


先日(10/6)から学生のiBookの調子がおかしい。電源が入らないという。スクリーンセーバーからスリープに入ったと思ったら、実は終了していた。電源再投入しようとしても反応がない、らしい。

パワーマネージャーのリセットだと思いついたが、リセットボタンがどこにあるのかわからない。電話であれこれ指示してるうちに、ふと思いついて、いったん外したバッテリを戻して電源投入。起動した。とりえず障害回避。

ところが18日には、再び起動しないとのこと。あれから何度か同じ症状になったが、バッテリを一度外してみると、起動したという。しかし今回はそれでも起動しない。さっそくネットでパワーマネージャーのリセットの仕方を探したら、shift + control + option + PowerKey を5秒程度押すらしい。なにも変化がないが、ふたたびパワーボタンだけ押すと起動した。ただし、時計が初期化されている。おそらくこれでもう大丈夫だろうと思った。

しかし、昨日(21日)、ついにまったく反応しなくなったようだ。アップルのサポートに電話して修理を依頼したほうがいいとアドバイス。結局入院させることになった。さいわい、ぎりぎり保証期間内。心配なのは、最悪の場合、ハードディスクをフォーマットされてしまうこと。サポートの人も保証しないと言っていたらしい。自分自身の体験では、ハードディスクが交換されないかぎり中味が消されたことはなかったが、保証しないといっているのだから心配は心配。そこで、なんとか最低限のデータバックアップはしておきたい。引き取りにきてもらう火曜日までの間に一度でも起動すればなんとかなるのだが。

ということで、iBookをあずかってみたものの、他になすすべはない。最悪の場合、回復手術してHDを摘出し、中味を吸い出してもとにもどすしかないか。以前iBook(Dual USB)のHD交換 をしたことがある。iBook G4は初めてだが、手順と注意点はおなじだろう。取り出したHDをつなぐ装置がないので、自分のPowerBookのHDと交換してみるしかないのかなあ。PowerBookの内蔵HDは20GBしかないから、このさい容量アップのために外付ケースとHDをヨドバシまで買いに行くか、などと思考がめぐった。とりあえずバッテリをはずして長時間放置。試しにバッテリ外したまま外部電源をつなぎ、パワーボタンを押すと、なんと起動音が!! 

あわててTキーを押してFireWire Diskモードにする。別のマシンからFireWire接続すると、しっかり認識された。まずはファイルコピーでバックアップしたが、できればもとに戻すとき丸ごとコピーで起動可能な状態にしたい。以前はCCC(Carbon Copy Cloner )を使っていたが、長らくアップデートされていないので、はたしてTigerに対応しているのか不安。(Tiger対応を確認 051023)

MacOSX標準のディスクユーティリティでディスクイメージにコピーしようとしたら、容量が大きすぎると拒否された。起動可能バックアップツールをネットで探して、Clone X を発見。とりあえず試してみた。約30GBのディスクのバックアップに3時間くらいかかったよううに思う(測るのわすれた)。これって、ちゃんと起動可能でリストアできるのだろうか。


土 - 10 月 22, 2005   11:46 午前