実質0円キャンペーンのiPhoneとiPod touch はどっちがお得


ソフトバンクは2月末から8GBのiPhoneが実質0円になるキャンペーンをしている(5/31まで)。本体価格が実質0円になるのに加えて、通信費も上限を4410円に値下げしている(1575円も値下げ)。iPhone for everybody | SoftBank

月額の最低料金は、

8GB:2324円(従前3284円)
16GB:2804円(従前3764円)

それぞれ、960円安くなっている。

通信費を上限の4410円まで使うとすると、

8GB:5705円(従前8240円)
16GB:6185円(従前8720円)

それぞれ、2535円安くなっている。

この差は大きいなあ。はやりもっと待つべきだったかもしれない。

ところで、iPhoneを月額最低料金で使うとすると、極力3Gデータ通信をしないという設定で使うことになるので、ほとんどiPod touchと同じと考えることができる。

そこで、iPod touch を24回払いで購入すると考えると、8GB (27800円)なら月々1200円くらい、16GB(35800円)だと1600円くらいだろうか。iPhoneとくらべると月額1100円~1200円くらいの差額。当然ながら通信量が含まれるiPhoneのほうが高いが、これはソフトバンクのケータイ料金の最低料金1280円(ホワイトプラン980円+S!ベーシックパック300円)とあまり変わらない。

iPhoneの代わりに、iPod touch とケータイという選択もあるということだ。

もっともケータイ料金にはパケットし放題料金(1029円)を加算しないと実用上の意味がない。なので、iPod touch + ケータイの場合は、実質1000円程度割高になる。

iPhoneは、iPod touchにケータイ電話機能をプラスしたものと考えるのが普通。とすると、今回のiPhoneの月額料金は、iPod touch と普通の0円ケータイを使うのより1000円程度安いということになる。

しかし、それでも、今回のキャンペーンも、もともとiPhone に魅力を感じていない人にとっては、今使っているケータイをiPhoneに取り替えるほど料金的な魅力があるわけではないのだろう。ただ普通にiPhoneも0円ケータイの仲間入りをしたということにすぎず、新たな需要を掘り起こすほどの料金体系でもなさそうだ。

ただし、亮佑にとっては、ここまで待った方がよかったかもしれない。第3世代iPodの電池が寿命のようだし、FirewireのDocコネクタも断線しているみたいだし、どうも新しいiPodが欲しいようだ。いま新たにiPodを買うことはできないけど、今までケータイを持たずに待っていれば、ケータイとiPodが一体化したiPhoneを実質0円で手にすることができたかもしれない。



ところで、上限4410円は、既存ユーザーも4月1日から申込みできるとWebページには書いてあるが、いったいどういうことだろう。申し込まないと適用されないということだろうか。


日 - 3 月 22, 2009   02:27 午前