iPhone アプリの管理に不満


iPhone は1画面に16個のアプリが登録できて全部で9画面、146個。それに固定の4個を足して、合計150個のアプリが登録できるのだが、アプリを無造作にダウンロードしているとすぐに満杯になる。新しいアプリを追加するためには、まずいらなくなったのを削除しないといけない。

アプリを削除すると、その画面のなかで、詰めて並べ替えてくるので、画面の右下端が空く。新しいアプリは自動的に空いたところに登録される。そのアプリをページを超えて並べ替えするのが、大変面倒くさい。ちょっとでもタイミングがずれると、登録したいハズの画面ではないところに登録されてしまって、既存のアプリを次のページに押し出してしまうのだ。

イライラする。

これはiPhoneの操作のなかでもっともスマートさに欠ける部分だ。なんとか改善してほしい。

さらに iTunes でもアプリの管理には問題が多い。

ダウンロードしたアプリはすべてiTunesに保存されているが、iTunes側ではどれをiPhoneに登録しているのか、iPhoneを接続するまでわからない。しかも、iPhone接続時でもアイコン表示はできず、一度iPhoneから削除したアプリを再登録するとき、どれにチェックをいれるべきかはアプリ名のリスト表示だけで判断しないといけない。

さらにiTunesに保存されているアプリについての情報を再確認しようと思っても、どこからもApp Storeの「アプリケーションの説明」にはリンクしていない。

たとえば、アイコンをダブルクリックしても、アイコンがアルバムアートワークのように拡大表示されるだけ。これはまったく無意味な動作。

右クリックで「情報を見る」「Finderで表示」「削除」というメニューが表示されるけど、楽曲と同じ項目の「情報」はあまり有意義でない。欲しい情報は、App Storeの「アプリケーションの説明」や開発者URLとサポートURL、それにレビュー。

しかし、購入済みのアプリに関してそうしたApp Store情報を見たいときに、わざわざ検索しなおさないといけない。

まったく、購入させることしか考えていないシステムだ。購入した後、どのように管理していくのか、Appleは、もう少し真面目に取り組んでほしい。



なんて思いながら、「iPhoneアプリの登録と削除」でググってみたら、iTunesによるiPhoneアプリ管理のコンセプト、という動画が注目を集めているようです(2009.02.25の記事)。

iPhoneアプリの管理は最初からこうあるべき。iTunesのコンセプトで納得(動画) : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)



日 - 3 月 22, 2009   01:12 午前