iPhoneに取説がないのは大いに不満


いろいろと設定をしていくうちに、やっぱり紙ベースの取り扱い説明書がないことが非常に不満になってきた。iPhoneを購入したときについてくる説明書は、ほとんどiPhoneサイズの大きさに折り畳まれた「Finger Tips Guide」という1枚もののリーフレット(表裏20ページ)と、やはりほぼiPhoneサイズの保証規定などが非常に小さい字で書かれたいた24ページの説明書だけ。ユーザーズマニュアルはない。

使い始めるにあたって必要なことは、iPhoneをインターネットに接続してのブラウザ(Safari)で閲覧しなければならない(iPhoneヘルプ)。もしくは、パソコンでアップルのサポートページにアクセスして、マニュアル>iPhone からPDFのユーザーズマニュアル(144ページ、14.3MB)をダウンロードしなければならない。

ソフトバンクのiPhoneのページでは、iPhone発売以降に刻々と変化していったサポート情報が時系列に表示されているだけ。今の時点で、iPhoneの料金体系等がどうなっているのか、状況を把握するのは非常に困難だ。

紙ベースのマニュアルをつくっても、刻々と変わる状況に対応できないからからだろうか。

普通に携帯電話を購入すると、まずは読まないかもしれないユーザーズマニュアルだが、使い方が分からないケータイ初心者のときは、ぼろぼろになるくらい何度も読み直したものだ。

iPhoneは普通の携帯電話と使い方が異なる。手元にマニュアルがないと、まったく途方に暮れてしまう。印刷されたユーザーズマニュアルはつけるべきだ。iPhone購入者がすべてパソコンと連携して使うことを想定しているわけではないのだから。

また、iPhone自身でヘルプを見るにしても、いちいちネットに接続しなければならないのは不便だし、おかしい。ヘルプを見るたびパケット通信料はどんどん増える。ヘルプくらい内蔵しておくべきだろう。


木 - 10 月 9, 2008   06:33 午前