やっぱりiPhoneは魅力的


ソフトバンクモバイルがiPhoneの料金体系を発表した。8GBモデルが2万3040円(24分割払い=960円)で、月額料金は7280円になるそうだ。あわせて月額8240円。

ケータイの料金体系がまだ呑み込めないのだが、ソフトバンクのホワイトプランは、他社への電話料金は発生するので、実際にはもっと料金がかかることになる。

昨年、米国でiPhoneが先行発売されたあと、秋には日本でiPhone から電話機能を省いた iPod touch が発売された。しかし携帯音楽プレーヤとしてのiPodとしては容量が少ないうえに、結構なお値段(16GBで4万8800円)だった。電話以外の機能は魅力的だったが、電話できないのに、この価格じゃ高い、買えないと思った。

ところがこのiPhoneの料金体系をiPod tocchと比較してみると、iPod touch 16GBモデル(4万8800円)を24回払いで購入すると月額は2200円くらい。これに無線LANの使用料を加えててもiPhoneより断然安いではないか。

ただし問題は、アクセスポイントがないと通信できないこと。自宅と職場は何とかなっても、移動中は通信できないことが多くなる。また、電話は別のケータイに頼ることになるので、たとえば私の現在のケータイ料金(月4千円)を加算すると、なんと、約7千円ほどになる。

料金から分るように、私はケータイを使い込んでいるわけではない。ケータイは電話ができてメールが使えればとりあえず十分。電話以外の機能では、たまに写真をとったり、ナビや路線情報を使ったりする程度。とくにケータイサイトは使いづらいのでほとんど利用していない。

ケータイメールにしても、テンキー入力が苦手だから、ほとんど使わない。メールはほとんどパソコンでこなす。ケータイメールはそのマシンでしか受信できないのも不満。パソコンメールは、設定さえすればどのマシンでも受信可能だし、Webメールも便利だとおもっている。つまり、旧世代的なのかもしれないが、どうもケータイ文化には未だになじめないのだ。

そういう私にとって、ケータイ電話とiPodが融合したiPhoneは、iPod touch とケータイの2つを使うより断然便利だし、やはりとても魅力的。とくにインターネット環境が充実して、既存の.Mac(MobileMeに刷新される)との連携できることがいい。これによって、自宅と職場のMacだけでなく、iPhoneも情報共有できるわけで、いろいろと便利になることは間違いない。

ただ、メモリ容量は最大で16GBしかないので、車載用iPodは別に必要になりそうだ。


水 - 6 月 25, 2008   11:55 午後