わが家にもようやく大型液晶テレビ(3)


37型のHDD内蔵か、32型のフルハイ+後からブルーレイレコーダか。いずれにしても10万円程度には抑えたい気持ちで、再び電器店を訪れた。そして、そこで再発見した事実は、32型のフルハイと、40型がほぼ同じ値段だということ。

店頭で再び32型フルハイの画質を確認していると、その対面に置いてあったシャープの40型の価格に気づいた。8万6千円だった。32型とほぼ同じ価格。ソニーの32型は、それより高かったように思う。

そして、40型にはエコポイントが2300もつく。32型は12000。実質1万円以上の値引きの差がある。

さらに40型はフルハイ・倍速が当たり前。考えてみれば、32型になかかなフルハイ・倍速が搭載されなかったのは、解像度と画面サイズの点で、フルハイ・倍速でなくても違和感なく視聴できたということだろう。それでも、フルハイ・倍速の画質をみてしまうと、そうでない機種がアホに見える。

したがって、フルハイといえども40型と32型と比べると、圧倒的に32型のほうが美しいのだ。

しかし、自宅の居間は横長で、テレビの設置場所を考えると、最低2メートルは離れてみることが多い。2メートル以内で見るには32型で画質重視のほうが気持ちいいだろうが、2メートルも離れるとなると、その位置での視聴サイズのほうが重要度が高いように思えて来た。

価格は同じ。エコポイントは倍。

そして、さらに、シャープとソニーには37型というサイズがないことに気づいた。先に検討していたパナソの37型はHDD内蔵で12万円。37型のエコポイントは17000なので、40型の差額6000。8万6千円の40型に4万円程度のHDDレコーダを追加するとほぼ同じ支出となる。

気持ちは大きく40型に傾いた。

そこで店員の意見を聞くと、彼が自宅用に買ったのはソニーの46型で、搬入されて来たときはさすがに大きすぎて失敗したかと思ったらしいが、すぐに慣れたということ。ところが、ソニーのテレビは、シャープに比べて操作性が悪い。とくに時刻表示が画面の邪魔になるので常時表示する気になれない。シャープのは数字だけが綺麗に表示される。しかし、ソニー製にしたのは、根っからのソニーファンだから。そうでなければ、ソニーはお勧めしないという。

そうか、シャープ製がいいのか。しかも同じ40型ならシャープのほうが5千円くらい安い。ソニーのは9万円を越えていた。

では、ブルーレイレコーダはどこがいい。パナソはレコーダ同士でムーブができると言っていたが…

ムーブができるのは、HDD内蔵テレビ → レコーダー。レコーダ同士ではできないと思う。

では、CATVチューナーで録画した番組の保存は諦めるとして、テレビをシャープにすると、レコーダーもシャープのほうがいいのか?

同じメーカーの方がリモコンが1つですむメリットはあるし、販売店としても同じメーカー抱き合わせのほうが助かるが、ブルーレイレコーダはパナソ製が優れている。例えば同じ価格帯のソニー製はシングルチューナーだったりする。

うーん。たしかに実家はソニーで統一して、テレビのリモコンで録画操作しているが、それだけがメリットだとしたら、どうでもいいか。むしろ、録画予約の仕方などの操作性に慣れているパナソ製が便利かもしれない。

今、パナソののDIGA DMR-580が57000円の特価中という。もう少しまてば、もっと安くできるかもしれないし、上位機種も安くなるかもしれない。しかし、今は、この値段が限界という。

確かに安い。通販では4万円台であるけど、クレジット使えない。ここはテレビとセットで買うということにすると、この特価品は狙い目かな。

この日は、40型+ブルーレイレコーダをセットで買うという方向に落ち着いた。

が、まだ買わない。

(つづく)


水 - 8 月 4, 2010   05:46 午前         |