わが家にもようやく大型液晶テレビ(2)


今、液晶テレビを買うなら、エコポイント付きの格安テレビがお買い得。アナログテレビからの買い替えで、新しいテレビはどれを買えばよいのか悩んでいるなら、とりえあずエコポイント付きの安いテレビを買っておいて、地デジ生活に慣れるのを優先すべきだろう。エコポイントは事実上の割引になるからさらにお得。という意見をどこかで聞いて、さもありなん、と納得。

そこで、価格.comで2010年以降に発売された32型テレビの最安価格を調べてみると、

東芝のレグザ32A950Sが、45,900円
シャープのアクオスLC-32E7が、47,953円
ソニーのブラビアKDL-32EX300が、48,229円

いずれも5万円を切っている!

ずっっと前に衝動買いしたシャープのアクオスの13型アナログ液晶テレビが6万5千円だったことを考えると、隔世の感がある。エコポイントの12000を差し引くと、なんと事実上4万円弱で買えてしまう。ただし、これらはネット販売の現金支払い価格なので、たとえば送料とかクレジット販売可能とかの条件をみていくと、いずれも1万円以上は高値になる。

さらに、上記のテレビはフルスペックハイビジョン(フルハイ)ではない。倍速表示も搭載していない。32型でフルハイ・倍速なのはに絞ってみてみると、

東芝レグザ 32RX1が、70,000円
ソニーブラビアKDL-32EX700が、76,562円

だった。7万円台まで引きあがり、エコポイントを差し引いても割安感は薄れてしまう。

というわけで、実際に近くの大型電気店での店頭価格を知る必要があると思い、ピアノ発表会のプログラム印刷用の用紙を買い求めて、次男と一緒に訪れたJ電気店で確認してみた。

ずらりと並んだテレビの、大型テレビには見向きもせず、32型のテレビ画面を比較検討してみると、東芝のフルハイ・倍速搭載機が美しい。それと同等にソニーのフルハイ・倍速機。甲乙つけがたい。32型のフルハイを見てしまうと、そうでない32型の画像の荒さが目立ってしまって、32型フルハイへの思いが強くなった。問題の価格は、価格.comより2割増しくらい高い。

確か、レグザの最安値の機種が5万3千円。シャープも同等。ソニーはさらに高くて6万円くらいだった。フルハイだと東芝で9万円、ソニーで10万円くらいだったように思う。

東芝のレグザはUSB接続の外付けハードディスク(USB-HD)に録画できるのが魅力だった。ところが、店員きいてみると、USB-HDに録画した場合、接続したテレビでしか再生できないという。パソコンはおろか、東芝レグザの別機種でも、同じ機種の別の個体でも、再生できないらしい。なんてこった。ということは、録画した番組をディスクに焼くことはできないということらしい。

次世代光ディスク戦争に負けた東芝が苦肉の策として打ち出した外付けHD録画機能には、デジタル放送にまつわる著作権が絡んでいて、複製の自由度が低いということだろう。東芝のUSB-HD録画対応をずっと重要視してきたけど、それを聞いて興味喪失。

そこにもってきて、耳より情報なのは、パナソニックのHD内蔵テレビの場合、パナソのHDD録画機にムーブできるという。しかも、それができるのはパナソだけ。そして、さらに、HD内蔵の37型テレビが、12万円で、在庫1台だけあるという。ただし一世代前で320GBしか容量がない。それでも録画機を別に買うのではなく、かつ録画機能がほしいなら、とりあえずこれはお買い得だろうということ。

情報を家に持ち帰って、購入に向けての家人と相談。購入の条件を検討した。前提条件は、現在契約しているケーブルテレビを解約すること。その代替措置として、将来的にはブルーレイレコーダーを買うが、いまは出来るだけ安価にテレビ購入をすませ、しばらくは解約しないということ。

一番テレビを見ている次男は、将来のケーブルテレビ解約に同意。
長男は、いままでにケーブルテレビで録画してきた番組をムーブして残したいと希望。さらに新テレビでは録画した番組をブルーレイやDVDに焼いて保存したいと希望。
カミさんは、トリニトロンの25型より大きなテレビがいいとのこと。
そして私自身はあくまでも画質重視、とくにフルハイ・倍速にこだわりたい。

いよいよ、家族の意向がまとまり、再度電気店を訪れることにする。

(つづく)


火 - 7 月 27, 2010   10:45 午後         |