地デジチューナーの訪問販売


このタイトルだと詐欺にあったかのようだが、そうではなくて、契約しているケーブルテレビ会社からデジタルチューナーに交換しませんかというお誘いの訪問があったということ。どうしてわざわざ訪問しているのかと聞くと、地デジチューナー詐欺と間違えられないようにとのこと。

我が家のテレビは、昨年の夏頃にすわ!壊れた!と思われたが、その後一命をとりとめ、普通に電源が入るようになったばかりか、画像の乱れもなくなった。だから、まだテレビを買い替えていない。

89年製のソニーのトリニトロン(25型)。まだ平面ブラウン管が世に出る前の円筒型ブラウン管。球面ブラウン管じゃないところが自慢だったのだが、それも今はもう昔の話。全面地デジ化までには買い替えようと思っているが、壊れていないテレビは捨てられない。(それよりサブマシンとして使っているMac mini のモニターが壊れてしまった。パソコンのモニターのほうが壊れやすいようだ。晃志の卒業式のビデオ編集が出来ない状態をなんとかしないといけない。)

アナログ放送の終了とともに、ケーブルテレビ会社もアナログ配信を止めるらしい。実は、普段あまりテレビを見なくなった私としては、ケーブルテレビはどうでもいい。解約すべきと思っていたのだが、そのままずるずるとそのまま解約せずに来てしまった。

ただし、1年くらい前から、ちょっと気になっていたは、ハードディスクレコーダー付きのチューナーを月額1000円プラスでレンタルできるということだった。

250GBのHDレコーダは市場価格で5~6万円してたので、3年程度のレンタルなら購入するより安いとおもっていた。しかもレンタルなので、新しい機器(ブルーレイディスクレコーダ付きなど)が出ると、それと交換できる(?)メリットもある。ただし、HDレコーダ付きチューナーはアナログ契約ではレンタルできなくて、デジタル契約しないといけない。テレビが壊れていれば地デジ対応の新しいテレビにして、CATVも解約していただろうが、壊れなかったので、今のテレビのままデジタル契約に切り替えてHDレコーダもレンタルしたほうがいいのかどうか、ずっと悩んでいたという次第。

ところで、今ならチューナー取り替え料不要(通常3000円)という。アナログ配信打ち切りにともなうデジタルチューナーへ取り替え需要に、CATV会社が対応できないので、早めに交換をお願いしているとのこと。だから3ヶ月(契約更新月含む)はアナログ契約料金で視聴可能という。

会社側の都合で「お願い」しているにしては、サービス適用期間が短い。新規契約なら、契約料無料、3ヶ月無料(HDレコーダも)と宣伝しているのに、契約内容変更jの場合はその対象ではない。一度解約してから再契約したほうが安いのではないか、と思いつつも、とりあえずデジタル契約の最低料金と、アナログ契約(現行)との差は600円程度なので、デジタル契約に切り替えることにした。



さて、機器の交換には予定時間を3時間ほど遅れてやってきたらしい。亮佑が立ちあったようだ。帰宅すると、亮佑が操作方法を教えてくれた。

画像が美しくなったが一目でわかる。この古いテレビでもよくわかる。テレビ自体のチューナーで見るより、CATVのチューナーを通した方がきれいだ。

そして、デジタル放送が2秒ほど遅いのを再確認した。別のアナログテレビを同時にみていると、その時差は明らかだ。圧縮されたデータをチューナー側で展開するときの時差だという話だが、実は私はこれが気持ち悪い。精神衛生上よくない。

リモコンはテレビのチャンネルも替えられる。ダブルチューナー搭載で番組を見ながら、別番組の録画もできる。見ている番組も録画できる。

テレビ自体のチューナーで見るよりもきれいな画面ということもあって、テレビは完全にモニターとしての役割しか果たしていない。

ということは、この状態だと、HDMI対応のパソコンモニタをテレビの代わりにすることができるということ。最近のパソコン用液晶モニタは映像表現の美しさに重点を置いているので、結構イケルかもしれない。フルHD(1920x1080)対応は、パソコン用モニタでは24インチサイズで、安価なものなら2万5千円程度。パソコンのモニターと兼用にするといいかもしれない。



ところで、今のところいちばん喜んているのは、晃志だ。これまでも「アニマックス」をよく見ている。VHSとちがって気軽に録画できるのを重宝しているようだ。


金 - 3 月 20, 2009   05:01 午後