ハクのおにぎり


「日本人なら飯はいくらでも喰える」と言ったのはTVドラマ「トリック」の中の上田次郎教授(阿部寛)。何かのトリックを暴くために、隠れて一升くらいのご飯を一人で平らげたことを説明して時の言葉だ。

先日、ご飯が好きな学生と話をしていて、この台詞を思い出した。高校時代はごはんをたくさん食べた。四五杯くらいおかわりしてたかもしれない。母の話だと、私が高校生くらいの頃(弟は中学生)は、1回五合で、1日2回、つまり1日一升のごはんを炊いてたらしい。飯はいくらでも喰える、に近い。

今でも炊きたてのご飯は、食欲を駆り立てて、たまらなくなる。ついたくさん食べてしまう。炊きたてごはんでおにぎりなんかにすると、本当に一升くらい食べれるのではないかと思ってしまう。

「千と千尋の神隠し」のなかでハクが千尋におにぎりを持ってきてくれる場面がある。ただ白米を塩でにぎっただけ。その「ハクのおにぎり」がいい。


木 - 3 月 29, 2007   11:15 午後