いまだによく分からないケータイ料金のしくみ


携帯料金を少しでも改善したい。auには誰でも割というのがあるし、980円のシンプルプランというのもあるが、既存のユーザーに適用できるプランがどれとどれというのがさっぱり分からない。

要は、晃志のケータイではパケット通信を禁じて通話のみにして、ママのケータイでの通話料金も合わせて抑えたいということなのだが、ママの通話料はいまのところ無料通話ぎりぎり超えるくらい。たぶん自宅の加入電話への通信が一番多いように思う。

どうやったら家族間の電話代を安くできるか。パパがiPhoneにしたために、ややこしくなったが、すっきりよく分かるのは、ソフトバンク同士だと通話無料ということ。

ということはママもソフトバンクにする必要があるのだが、メールアドレスが変わるのが嫌だというし、家族で出かけるときは晃志に家族割で電話してると足りるし、Cメールもただなので、今のままで十分という。

しかし、たとえば、晃志の電話を新規契約して通話とメールだけの利用に限定すると、基本料金980円(ホワイトプラン)とメール315円の合計1295円で、家族間通話とメールが無料。他社との通話があれば、30秒21円がかかるが、晃志の場合それはほとんどない。実質0円という機種を選べば、現在3千円くらいかかっている基本料金を大幅に圧縮できる。

ママの場合は、メールを多用するとしても文字情報がほとんどなので、パケットし放題にしても月額最低の1029円を超えることはすくない。

ということは、いまau2台で基本料金で6500円(無料通話3000円)くらいなのを、ソフトバンク2台で3600円(家族間無料)にすることができる。差額ほど他社回線と電話するかどうかだが、自宅への通話を晃志またはパパへの携帯に限定すると、家族間では料金が発生しない。

これと同じことがauで可能かということ、たぶん可能かもしれない。しかしauのサイトには、何が一番得するプランかということが一切記載されていない。新規契約するとしても、まだ料金の仕組みがややこしいまま。

いずれにしても、家族みんなソフトバンクにしたほうが得するのは間違いない。

さらに、もっと圧縮するには、晃志の分を解約することだ。小中学生に携帯は必要ない。あれば便利かもしれないが、分別のつかない小学生に通常のケータイを与えるのは危険が多すぎる。橋本知事が小中学生が学校に携帯を持ち込むのを禁止するといっていたが、それについては評価する。

ということを考えながら、ソフトバンクにするほうが安くなるのに、と言い続けていると、ようやくママが重い腰をあげた。買いに行くなら今日しか都合のつく日がない、といったのが4日の午後。そこで本当にauでは安くならないのかネットで調べ直してみたが、やっぱりよくわからない。

ショップで聞く方が早いというママ。というわけで、話を聞くならすべてのキャリアを扱っているデカい店でということにして、せんちゅうのY店に向かうことにした。出かける準備をしていると、亮佑から自転車がパンクしたとの電話。

途中で亮佑と自転車を救出して、Y店に行った。実はY店は、以前、iPhoneを購入した日のこの店の店員の対応に、あまり良い印象を持っていない。料金体系についての説明が分かりにくかったり、購買意欲を持っている客を冷やかしだと思って対応したりなど、おもてなしの精神に欠けるところがあったからだ。しかしそれでも、池田周辺の小さなショップにくらべると規模のメリットがある。

ソフトバンクの実質0円~数百円程度のケータイを物色しながら、機能の比較をしていると、店員がよってきた。さっそく尋ねてみた。

「いまauを使っているけど、ソフトバンクに切り替えるとして、もっとも料金が安くなる設定で、月々いくらかかるのか?」

事前の計算では1295円だったのだが、店員の口からはという驚きの数字が発せられた。

「21円です」
「ウソやろ」
「いいえ、今だけ、お正月特売品として、限定20台だけのセールス品です」
「どういうこと?」

実質0円のケータイの月月割が24回で1280円/回の場合、実際のケータイ機種料金は30720円。これを一括払いで9800円にして、かつ月月割を適用するというもの。つまり、基本料金980円+S!メール315円+NTT6円=1301円だが、これに月々割を適用して、1301円ー1280円=21円!

狐にだまされたような感じで、よく理解できなかった。

何度も聞き直す。実質0円というのと、どこがちがう?




月 - 1 月 5, 2009   05:43 午前