家電製品が壊れるとき


先日、カミさんの仕事部屋のエアコンが壊れた。冷房運転がまったく気まぐれ状態でときどきしか効かなくなるという。あわてて一番安いインバータエアコンを最低限のコストで入れ替えた。カミさんと販売店にお任せモードだったが、ダイキンのエアコンだったのでちょっと安心した。

実はエアコンについては、カミさんもちょっと詳しかった。

千里中央のヤマダ電機でエアコンの早期セールをやっていたときに、一番安い機種より、ワンランク上の機種のほうが消費電力が少なくて電気代が安くなるので、数年間のランニングコストも考えるとそのほうが断然お得である、と学習していた。だから価格交渉からすべてカミさんにお任せできた。

既存のエアコンの廃棄も含めていっさいガッサイで価格交渉したみたいで、意外といい買い物をしたみたいだ。

当然、ボクはスペックなどいっさい調べていない。一度買い替えると10年は使う代物なので慎重に選びたかったが、仕事が忙しくてかまう暇がなかった。まあ、いいか。

ところで、やはり、家電製品が壊れる時期は集中するようだ。今度は、今朝、突然テレビが壊れた。

電源を入れても画面がつかなくなった。昨夜遅くまで晃志がしつこくテレビを見ていたせいだと言われていた。その晃志がいじくると映った。晃志いわく、しばらく放置していただけらしい。

ところが、夜、晃志が『ゲゲゲの鬼太郎』を観ようとしていたら、再び映らなくなった。

妖怪のたたりじゃ。

このテレビ、結婚前から使用していた25インチのトリニトロン。1989年製。当然平面ブラウン管ではなくて、筒状のブラウン管。トリニトロンのスタジオモニターが欲しかったが、手が出なかったのでテレビで妥協したのだが、19年も使っていたことになる。どうもブラウン管の寿命と考えてよいだろう。

ドルビーサラウンド搭載だったので映画館のような臨場感を楽しんでいたのだが、亮佑がまだ幼稚園に行く前にリモコンを壊してしまったので、サラウンド機能などの特殊機能が使えなくなった。実はこのテレビの本体には電源のオンオフしかスイッチがない。すべての操作はリモコンで行うようになっていて、本体ではチャンネルも変えることができないという欠陥商品(?)だった。

当時、後継機種のリモコンが使えるということだったが、リモコンだけで1万数千円したので、バカらしくてやめた。その後は、SONY製ビデオのリモコンで代用してきた。もちろん特有の機能は使えないまま。

たぶんちょうどそのころ、まだ薄型テレビが出始めの頃、40インチのプラズマが100万円くらいしてた時代に、ブラウン管式ハイビジョンテレビに買い替えようと思ったが、減給で資金不足になってあきらめた。

5~6年前、子どもにテレビゲーム(PS2)を買ってやったあと、ブラウン管に近づきすぎてゲームをするのは良くないと思い、液晶に買い替えたかったがまだまだ液晶テレビは高かった。結局、13インチの小さな液晶テレビ(AQUOS)をほとんど衝動買いしてテレビゲームモニターとした。

そうこうしているうちに、液晶テレビの大画面化は進行し、デジタルハイビジョン、地デジの時代になってしまった。でも地デジ対応チューナーを買えばいい。と思っていたら、テレビが壊れた。

テレビ、どうしよっか。


土 - 7 月 5, 2008   10:32 午後