掃除機考5(ダイソン効果)


昨日、ダイソンDC22タービンヘッドが配達されてきた。みな忙しかったらしく、パパが帰宅したときもまだ梱包を解いてなかった。夜9時頃だったのも関わらず、さっそく梱包をといて、使ってみた。

取説は超簡単な図解版で数ページしかないのに驚く。確かに掃除機なんてみんな使い方を知っているし、実物をみたら操作方法は予測がつくので、あとは使用上の注意事項さえ確認できればいい。ダイソンの場合は、わからなかったら電話してくださいというスタンスのようだ。

以下はファーストインプレッション。

結構重い。でも重さ自体は前の掃除機と変わらない。

騒音が大きい。前の掃除機は古いから音がデカいと思っていたが、それとあまり変わらない。

排気が臭くない。新品だからあたりまえだろう。

クリアビンのなかのゴミがよく見える。動作時にゴミが回転しているのがおもしろいが、運転を止めて溜まったゴミをみるとつい捨てたくなってしまう。

快適な吸塵力。フローリングは全く問題ない。カーペットやふとんを掃除したら、白い粉のようなゴミがいっぱい溜まった。これぞ今まで使っていた掃除機の紙パックの周辺にこぼれていた白っぽい粉。ダイソンはそれがクリアビンに溜まっている。

ヘッドのブラシ回転を停止させるためのスイッチは運転中にしか作動しない。フローリングの掃除がいちばん多いのでちょっと厄介でめんどう臭い。

ヘッド移動が軽快。床に吸い付く感じがないのにゴミは良くとれる。畳の上に敷いたラグでのヘッド移動がやや困難。

ノズル先端(ヘッド)と取手の間の長さがママには長過ぎるが、調整ができないので困った。

スキマノズルが短すぎて、奥行きのあるスキマの掃除ができない。

布団用ノズルは両脇からの空気流入が多すぎるようにも思ったが、白い粉上の埃をしっかり吸い取っていたので驚いた。

ゴミを捨るとき、白い粉状の埃がクリアビンに貼付いたようになっていて落ちない。ブラシか刷毛で落とさないときれいに捨てられなかった。

と、まあところでしょうか。

今日、夕食時に、晃志がふりかけの袋を床に落として、ふりかけの中身をまき散らしたそうな。ママは、古い掃除機に最後のお仕事をさせてあげようとしたそうだが、使ってびっくり、ふりかけを吸ってくれなかったらしい。

きっとダイソンに嫉妬して労働拒否したのだろうと思って、何度も何度もヘッドを往復させて、残ったふりかけは雑巾で拭き取って、そのあとにまたダイソンで掃除したが、それでもまだゴミが溜まったという。ママも満足。

亮佑がとてもうれしがって、自分の部屋の片付けをして、カーペットの床を掃除したそうだ。「いきなりMAXまでゴミが溜まったで!」と楽しそうに報告してくれる亮佑。自分の部屋を自分で掃除したくなるのがダイソンの魔力か。これは予想外の良い効果だった。たしかにきれいになった亮佑の部屋。あきずに掃除を続けてほしい。


金 - 5 月 9, 2008   11:15 午後