おおさか東線開通


亮佑の鉄道マニアぶりがどんどんエスカレートしている。今日はママが石切まで墓参りに行くというので、一緒について行って、ついでに(亮佑にとっては主目的の)「おおさか東線」に乗ってきたそうだ。

放出と久宝寺を縦に結ぶ線。ほとんどが東大阪市内を走る。だったら東大阪線のほうが分りやすいように思うけど、「おおさか東線」らしい。

8時半頃に帰宅するとカミさんが楽しげな声で、お出迎え。「きょう、めっちゃ楽しかってん! 電車を追っかけて写真を撮りまくるのは亮佑だけやとおもってたら、そんなヤツがいっぱいおるねん!」という。上機嫌だった。

一駅ごとにホームに降りて写真を撮ったらしい。15分に1本しか電車は来ないから、えらい時間かかったという。

カミさんが電車を降りると、カメラを手にした大勢の少年が一斉にこっちに向ってくる。カミさんがよろこんで手を振ると、カメラ小憎たちは我関せず、カミさんの横をするっと通り過ぎて、後に控える電車の写真を撮ったらしい。

パンフレットやチラシ、時刻表、スタンプラリーなど、記念になる物をいっぱいもらってかえってきて、亮佑のみならずカミさんも興奮状態。疲れ果てた帰りの電車のなかで、ふと向かいに座っていた老人と孫が持っていた青い表紙のブックレットみないのが気になった。それを持っていなかったからだ。

大満足していた二人が、だんだん不安になる。あれは何だ? どこでもらえる? 

しかし、勇気を出して質問することもなく、放出まで戻ることもなく、そのまま帰宅してしまった。募る不安を解消しようとしてネットでしらべると、なんと記念入場券のセットだったという。亮佑の悔しがることったらこのうえなない。カミさんも相当悔しかったらしく、購入のためにいますぐにでも飛び出していきそうな亮佑を制して、JRに電話した。まだ残部があるかどうか問い合わせた。

かなり切迫して訴えたようで、JR側で対応した駅員は、販売駅すべてに電話して残部を確認し、いちばん近いところでは京橋にあることがわかった。しかし予約はできないというので、急いで買いにいくしかない。カミさんは亮佑に自分のケータイを渡して買いに行かせた。

亮佑は無事京橋で記念入場券をゲット。

帰宅した亮佑のうれしそうなことったらない。

写真も100枚くらい撮ったそうだ。


土 - 3 月 15, 2008   11:51 午後