炊飯器がこわれた


日曜日、仕事先にメールで炊飯器がぶっ壊れたと連絡があった。結婚13年、いろんな家電製品が壊れている。次はなんだろう。きっと、炊飯器がないとご飯が炊けないと思っているので、一大事だったのだ。

居合わせた学生は、扇風機の支柱が折れたという。写真を見せたもらったが、下から3分の2くらいのところで、ポッキリ折れて回転翼の部分が垂れ下がっている。もう少しこっち向いてと、顔(円形の網の部分)をなでたら、折れたらしい。最近の扇風機って、そんなに柔なのか?

ところで、炊飯器。子ども頃、うちの家には炊飯器はなかった。1cmくらいの分厚い鍋(アルミ?)で炊いていた。水加減はめっちゃ適当。研いだお米に手のひらを置いて、手のひらが浸かるくらい。というわけはなく、鍋に目盛が打ってあったようにおもう。

そして、初めチョロチョロ、中パッパ、赤子ないても蓋とるな、をガスコンロで実践する。噴いてきたら火を細めて約10分。細め加減がむずかしい。この火加減と火を消すタイミングを誤ると焦がす。でもそのお焦げもそれなりの楽しんでいたものだ。もっともご飯を炊くのは、いつも母。たまに、任されても上手くやれるわけがないが、やり方はずっといつも見ていた。

そのうち、炊飯器が導入されたが、たしかガス炊飯器だったと思う。火加減を調整することなく炊けるので、とても便利になった。旨さがどのくらい変わったかおぼえていない。そういえば、保温ジャーってのもあったような。いつもあったかいご飯を食べられるということだったが、数時間おくとごはんが黄ばんで、臭くて不味かった。保温付きの電気炊飯器だったっけ? 忘れた。

下宿のときは、先輩から3合炊きのをもらったように思う。重宝した。

しかし、ご飯は鍋があれば炊ける。キャンプでの飯盒炊飯なんて、誰でも経験するだろうに。

でも、まあ、炊飯器がないとご飯が炊けないというわけで、あわてて炊飯器を買いに行くハメになった。


月 - 8 月 20, 2007   11:33 午後