食後の飲み物は100円引き?


子どもたちを連れてカエフェバー風のところで昼食をとった。塾の送り迎えが重なったので、やむを得ず外食となり、しかも11時半頃という早めの昼食だった。

パパはさっき食べたばかりなので、食べる気がしない。子どもたちだけランチをたので、パパはコーヒーを頼んだ。食後の飲み物は100円引きと書いてあったので、当然100円引いてくると思っていたが、勘定を頼むと、引かれていなかった。

これは食後のコーヒーになれへんの?

お一人様ワンオーダーということで。

たった100円のことだが、このお店、もう二度と来ることはないだろう。お得なセットメニューを組んでいる時は、客が得をするように店側がセットに仕立ててくれるのがサービスだろう。そうでなければ、セットメニューなど用意しなければいい。

せっかく子どもたちが気に入ったのにね。

実は食事中に、小学四五年くらいの女の子を連れた老婦人が入ってきて、ケーキはありますか? と尋ねた。店員はメニューを思い出しながらケーキの種類を応えた。すると、包んでほしいという婦人。店員はとまいどいながらいったん奥に入っていった。しばらくして戻ってきたら、ケーキの持ち帰りはしていませんと応えた。残念そうに店員よりも丁寧に挨拶をして店を出て行く婦人を見ながら、思った。

きっと婦人はどこかでケーキを買い忘れたにちがいない。5分も歩けば駅前の百貨店でおいしいケーキは手に入るのに、わざわざ得体のしれないこんなレストランにやってきているのだから。そして、もともとテイクアウトを想定しないないこの店には持ち帰り用の箱がないのだろう。しかし、たとえそれが実現できないとしても、我われ以外に客がいないヒマな状態で、店長自ら出てきて応対してもよかったのではないか。傍から観ていると、まるで面倒な客を追い返す様な対応に見えたのだった。

このときの店員の対応といい、奥の店長の判断といい、どちらもサービス業を営む者の態度とは思えない。

ちょっとした心配りで客は気持ちよくなって、また利用しようと思うものだ。その逆のことをしたら、もう二度と利用しないだろうね。


日 - 12 月 10, 2006   11:42 午後