阪急電車-ナルト-スタンプラリー


佐渡裕のコンサートは西宮北口だったので、宝塚線周りで行ったのだが、帰りにスタンプラリーをすることになった。宝塚駅でスタンプ用紙をもらい、目指すは能勢電の山下駅。後日、梅田でスタンプもらえばそれでゴールというから、結構単純。で、賞品は団扇らしい。もうちょとマシなんにしてほしいけど。

能勢電は、阪急川西能勢口駅で乗り換える。といってもホームは同じ。さらに能勢電は阪急の車体のお古を使い回している。以前は能勢電特有の配色を使っていたが、今はマルーン色。同じホームに入るので、ややこしい(本当はそんなことは全くなくて、誰も間違えない)。

さて山下駅は能勢口から9つ目の駅らしい(亮佑に調べてもらった)。でも、そこに何があるん? 降りたら、何か名所旧跡でもあるのだろうか。宝塚線沿線には各駅ごとに何かあるだが…

案の定、山下駅についても何もない。住宅地の真ん中に駅があるだけ。ただ、妙見山にいく線と、日生中央に行く線がここで合流している。そしてホームにいるのは、わが家族だけ。

山下駅に近づいたとき、亮佑がふと「田舎やなあ」と言った。阪急沿線と変わらない戸建住宅地が左右に広がっているだけなのに、それを田舎と感じる空気は、何だろうと思った。「なんで田舎ってかんじるん?」亮佑にきくと「なんとなく」。

このなんとなく感じる田舎らしさ、というのが田舎なんだろうか。駅周辺の住宅は、わが家周辺の戸建住宅と変わらないじゃないか。でも、本当にどこか遠くに来たような錯覚に陥るのはなぜ?


月 - 8 月 14, 2006   04:48 午前