ようかん、おしかったね数日前の朝、亮佑と顔を会わせると「おはよう」の代わりに、そう言った。実は前の夜、とらやの羊羹を食べたのだ。
ママがお年始に戴いたものだった。その日、帰宅したパパにママが大はしゃぎで見せに来た。とらやの羊羹なんて、何年ぶり? わが家はお菓子といえばケーキやクッキーなどの洋菓子。水ようかんは食べるけど、羊羹はなかなか食べない。子供たちは本当の羊羹の味をしらない。
とりあえず一口サイズに切り分けようとするが、羊羹を前にわいわいがやがやする様はまるで「思い出ぽろぽろ」でパイナップルを前に悪戦苦闘する家族のようだった。夜おそかったので、一切れずつだったが、それがよっぽど美味しかっただろう。 昨日の夜、帰宅すると、TVで東山紀之の「喰いタン」というのを子供たちがみて大笑いしてた。晩飯を食べながら一緒にみてたら、最後に喰いタンが犯人の親方に寿司をにぎらせて「この味を舌にやきつけておきます」って言ってた。 亮佑は、とらやの羊羹の味が舌に焼きついたのかもしれない。 |
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カレンダ
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Total entries in this category: Published On: 1 月 24, 2010 01:09 午後 |