新年おめでとうございます


例年元日に双方の実家に行くのが習わし。でも今年はママの弟が元日から仕事ということで、元日はパパの実家にだけ行った。ママの実家は明日。

年賀状(Web版)です → 2006nenga.pdf

例年どおり、神戸の弟家族は大晦日から泊まっている。昨年の夏は双方の休みの都合がつかずに会っていないので、一年ぶり。子供たちが楽しみにしていた。

昨年末に特赦をうけてテレビゲームを返却してもらった子供たちは、実家に持って行っていとこたちと一緒に遊ぼうと目論んだ。嫌がったのはママ。なぜなら、ママはママでことわざカルタや、メロディベル(ハンドベルのおもちゃ)や、がちゃがちゃマシンを用意して、お正月らしく遊ぼうと企画していたからだ。TVゲームなんか持ち込むと、それに夢中になって企画が台無しになることを恐れたのだ。でも正月だし、久々に会うんだし、ママの企画のあとにTVゲームさせればいいし、大目に見ようよ。

なんだかんだといって結局実家に着いたのは2時半頃。すでに実家の団地内には路上駐車があふれ、駐車スペースを探して団地内をうろうろ。毎年車が増えてきているように思う。団地内も高齢化が進み、里帰り家族が増えてきたということだろう。

親父が体調を崩し微熱があるという。年末に膝をいためたと言っていたが、弟によると、膝の故障を放置していたのに加え、2キロほど離れたスーパーまで歩いて餅米5キロを買いに行ったので、それが悪化して太ももがはれ、今日は下腹部の具合が悪いという。風邪だと思っていたがどうもちがったようだ。医者に行きたがらない頑固な性格なので、無理矢理にでも連れて行かないといけないと弟に叱られた。

医者嫌いなのは今に始まったことではない。虫歯の痛みに耐え、とうとう歯が一本なくなるまで放置したこともある。最近はその頑固さが変な方にすすんで、偏屈じじいっぽくなったとは弟の感想。今日も、センター入試に英語のヒアリングテストが導入されるというニュースに対して、大学入試に導入するのはいかん、そもそも英会話教育は不要だと言い出した。そうかなあという弟に強く絡んできたのだ。どうも家に閉じこもってしまって、社会性を失い、屁理屈ばかりこねるようになってしまったようだ。

男よ地域へ戻れ、と私が主張するのは、年老いてもなお地域において社会的な居場所を見つけるためでもある。家庭に閉じこもった偏屈じじいいほど見苦しい物はない。我が父ながら、なんとかしないといけない。

今年のおせち料理は生協で注文した物だった。母は年女、さすがにおせちをつくる元気がなくなってきたのだろう。台所を手伝っていたママによると、最近はこんなに台所で忙しくしないので、みんなが帰ったあとは疲れが出で寝込むかもしれないと言ってたという。ちょっと心配になってきた。

そういうことにはおかまいなしに孫たちは家中をかけずり回り大はしゃぎだった。


日 - 1 月 1, 2006   11:31 午後