晃志の水泳特訓


お昼過ぎ、晃志がプールに行きたいというのでつきあった。25メートル泳げるようにするためだ。

実は今年初のプール。弟に教えてもらった指導方法で晃志にクロールの腕の回し方、息継ぎの仕方を教えた。晃志は、まだ10メートルしか泳げないという。ふにゃふにゃと腕をゆっくりすぎるくらいにしか回転させない。なぜかまっすぐすすめない。腕を大きく回してごらんというと、まっすぐ進むようになった。それより何より、最初は溺れてんのちゃうか、と思えるような泳ぎ方だったのに、なんとなく格好がついた。

それで25メートル泳げるようになった。つぎは効率的な息継ぎのしかただ。

晃志の息継ぎの仕方は、顔を天井が見えるくらいあげていて、しかも真上くらいにならないと口を開けていない。息継ぎのときに時間がかかって腕の回転が止まっている。だから頭が沈みそうになる。それが怖いので真上くらいまで顔をあげているというわけだ。

最終的にやった練習はこうだ。顔だけ水につけて、水中で息を吐き続け苦しくなったら、顔を横にしてプハーッと吐いて、また顔をつける。頭を抑えながら、顔をどのくらい横に向けるかを覚えさせた。すると晃志は、「深呼吸しているみたいやな」という。「そうそう、リズムが大切や」といって、実際に泳がせると、結構息継ぎも上手。

というわけで、今度は息継ぎのしかたも格好良く25メートル泳いだ。さいごにパパと25メートル競争をしたら、パパとの差は2メートルくらい。すごいやん、晃志。

実はパパのクロールが遅すぎるようだ。となりのコースできれいなフォームで泳いでいた年配の女性の方、20ターンくらい平気でこなしている。それでいてパパが25メートルだけ泳ぐときより速い。パパは25メートルで息がゼイゼイきれて、腕も回らなくなった。2時間くらいの間に、休み休みで5往復くらいか泳いでいない。

帰宅すると、不覚にも、もう体力の限界だった。連日の寝不足がたったのだろう。プールにいるときは気づかなかったが、結構疲れていたのだ。そのまま寝込んでしまった。気がつくと7時をまわっていた。体じゅうが痛い。


土 - 9 月 17, 2005   10:00 午後