愛・地球博に行ってきた


パパとママは小学生のときの大阪万博へ行ったことをずっと覚えている。千里万博世代の親として子供たちに愛・地球博を体験させるべきだとおもった。

パパの休みの都合から8/16か8/17しか日程がない。協会の混雑予測によると16日は8月で最高の人出になりそうだったので当初17日に行く予定だった。しかし親戚一同で行く海水浴が中止になったし、パパの休みが17日までということを考慮すると、16日のほうがよいとママがいう。Webページで調べるとサポートナビなる万博案内システムがあり、それによると最高の混雑が予想される16日でも、駐車場は一日満車にならない。じゃあ早朝にでれば大丈夫やん、と思って16日に決行!

前日から興奮気味で寝付けなかった亮佑なのに、朝5時にはちゃんと起きて来た。しかし晃志はなかなか起きない。晃志の方が早く寝たのに。

当初は5時に出る予定だったが、直前のサポートナビ等によって混雑具合がそれほでもないことが分かったので、5時半出発で充分駐車場開場の8時に間に合うと判断。結局出発したのは6時前。名古屋空港駐車場には8時過ぎについた。しかしすでにシャトルバスを待つ長蛇の列。炎天下での待ち行列はつらい。いきなり体力消耗。その間、晃志が財布を忘れたことに気づく。友達と好きな女の子におみやげを買うために貯めていたおこずかいをすべて忘れて来て、泣きそうになる晃志だった(ママが出してあげるから大丈夫と慰めて元気回復)。シャトルバスに乗れるまで1時間半。乗車直前に誘導係の人が、混雑してるので昨日同様30分早く開場しています、と言っていた。そんなこと一言もWebページには載ってなかった。知ってたらもっと早く家を出たのに。

駐車場でシャトルバスの行列に並ぶ

シャトルバスは高速バスなので座席に座れるだけしか乗せない。補助席も使わない。前に並んでた人が、立っててもいいからって言う人は先に乗せてってくれればいいのに、っていってたけど、高速バスの運行規定上だめなんですよ。そもそも乗用車ではシートベルト着用が義務づけられているのに、バスに乗るときは立っててもいいなんてことがそもそもおかしいんですよ。危険きわまりないでしょ。実際学生時代に京都市バスに乗ってて衝突事故にあったことがあるけど、衝撃で後ろの人がどっと前に寄せて来て、ころんだ人がぶつかってくるし、つり革もってた手がもげそうだったことを思い出す。

遠足のようなバスにうれしくなる亮佑が、背もたれについているコップ置きにルービックキューブ乗せたり、網に水筒をいれたりしてたので、「忘れるからやめときや」と注意する。「わすれるわけないって」と亮佑が反論。「やめときやっていわれたら、やめときや」とちょっと強い口調のパパ。静まり返っていた車内に大阪弁が響きわたる。ママによると、周囲の人がビビっていたらしい。でもそんなこわい大阪弁しゃべってへんけどなあ。ほんまに怒ったときは「やめいうたらやめんかい!」てなるんやけど。

9時に着くはずだった会場に着いたのは、なんと10時半。もうお昼まぢかやないか。名古屋空港からのルートは東ゲートに着く。愛知博のメインゲートは北ゲート。その裏に東ゲートがあるので、ゲート付近からは会場の様子が一切見えない。入場前には手荷物チェック。亮佑晃志ともリュックにお菓子と着替えのTシャツを詰め込んで持たせている。チェックされるようなものでもないだろうと思ってパパもママもさっさと先に行ってふと気づくといない。金属探知機を出たところで二人一緒にもたもたしていた。いったい何かヒッかるようなもんでも持って来たんだろうか?

ゲートを抜けてやっと会場入り。すぐ目の前にお土産屋さん。さっそく入ろうとする晃志に、お土産は帰るとき、と制するパパ。お土産屋のとなりは喫煙所。この先いつタバコを吸えるかわからないと思って自宅を出てずっと我慢していたタバコを一服。さあ、いざ会場内へ。トンネルを抜けると、企業パビリオンが見える。ようやく万博気分。大阪万博の興奮を思い出す。


ゲートを入ったところ(左側にお土産屋さん)      企業パビリオンはあきらめた
大阪万博といえばお祭り広場。以前、つかしん(西武百貨店塚口店などのショップピングセンター)ができたとき、都市計画コンサルタントとして見学にいったおり、同行した先輩が「わぁ! お祭り広場や!」と叫んだのを思い出す。

もう遅いと察しつつも当日予約とか整理券とかとるにはどこに行けばいいんやろ?

(つづく)






水 - 8 月 17, 2005   03:41 午前