カーズ


PIXERのフル3DCGアニメーション映画。学生たちと一緒にDVDを観た。CG技術について考察することという課題つき。画面に見入るために日本語吹替えで観る。

いまさらCG技術なんて語らなくても、もう観て楽しむだけで十分なんじゃないか?

超リアルな映像に、車を擬人化していることさえ忘れてしまって、ストーリーにハマってしまう。PIXERのアニメの面白さは脚本がすばらしいことにある。もっとも、カーズの場合は、冒頭で主人公があまりにも傲慢に性格描写されているので、話の展開の大筋が見えるのだか、それでも予期せぬ展開にわくわくし、またひとつひとつのエピソードに心温まるものがあって、つい泣けてしまう。

それにしても、車のフロントガラスに目ん玉つけて擬人化してたのが、とてもうまくいっていた。ふつう車に表情つけるのときは、ヘッドライトを目の代わりにするけど、これはフロントガラスだ。ファインディング・ニモでは、魚の目ん玉に語らせいたが、こんどは車だ。ほとんど目ん玉だけで表情をつくっている。目ん玉でおもいだしたが、モンスターズ・インクなんて、片目だけ。そういえば、ゲゲゲの鬼太郎の親父も片目だけ。

そうそう、CG技術について。これは学生に任せよう。


月 - 7 月 9, 2007   11:48 午後