映画「魔笛」


アップルのQuickTimeムービーの映画予告編ページを久々にのぞいてみたら、映画「魔笛」の予告編を発見。先日「魔笛」のDVDを選ぶときに、イングマール・ベルイマンが映画化したものがあることは知っていた。そのことかとおもったら、全く別もの、新作だった。

ベルイマンの魔笛
ベルイマンの映画(1974年)のほうは、金髪の美男美女が出演するらしく、サヴァリッシュ盤を観たあとは、これを観たいと思っていた(エリック・エリクソン指揮スウェーデン放送交響楽)。

他にも、映画仕立ての「魔笛」は、ホルスト・シュタイン指揮ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団のものが、舞台演出をスタジオで再現して映画のように撮影しているそうだ(1971年)。これはDVDが廉価版で出ている。

ところが、今回の映画は、舞台を現代(といっても第一次世界大戦前夜)に設定していて、オリジナルの魔笛の設定とは異なる。最初にサヴァリッシュ盤を観ていてよかった。どんな演出をしていたとしても、もとの話の筋はだいたい把握したからだ。
以下は、予告編ページの解説文。
mateki
映画とオペラの最高に贅沢で幸せな出遭い
第一次世界大戦前夜のヨーロッパに舞台を置き換えて描かれる物語の主人公は、兵士のタミーノ。夜の女王から魔法の笛を渡され、暗黒卿ザラストロに誘拐された娘パミーナを救い出してくれと頼まれた彼は、忍び込んだザラストロの神殿でパミーナと出会い、瞬く間に恋に落ちる。そんなふたりがやがて知ることになる驚愕の真実。愛をかなえ、自由を手にするために課せられる過酷な試練。魔笛が起こす奇跡の愛の物語は、全ての人に愛の歓びを呼び起こす。


日 - 6 月 17, 2007   03:49 午前