ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ


深夜テレビで放映していた「ブエナビスタソーシャルクラブ」。ヴィム・ヴェンダース監督作品ということで、ずっと観たいと思っていた。内容はキューバ音楽ドキュメンタリー。演奏シーンが多いが、コンサートの様子をそのまま伝えるものではない。

ドキュメンタリーはかくつくるべし。

演奏者ひとりひとりの日常をおいながら音楽の成り立ちを表現している。会話しながら自然と音楽へと変化していく。生活会話そのものに音楽が浸透しているのだ。字幕をみて意味を理解するよりも、会話自体を音楽として聴くことができる。そして、そのままずっと聴き続けていたい。

残念ながらテレビ番組で見たのでCMに邪魔されてしまう。DVDが欲しくなった。

ヴェンダースの映画はきっと売っていないか、あっても高いだろう。アマゾンで探してみると思った通り、5000円もした。米国輸入版なら1900円程度。米国Amazonでは10ドルだ。

音楽的DVDだから、字幕なしでいいか、とおもったが、キューバはスペイン語。これでは意味はまったくわからにことになる。やっぱり日本語字幕版がほしい。


日 - 12 月 31, 2006   03:26 午前