スターウォーズ オリジナル


義父からスターウォーズ前三部作(エピソード456)のオリジナルビデオを借りてきた。現在出回っているビデオ(DVD)は、ルーカスが後になってCG処理などを施した特別版。オリジナルの映像は古いビデオでしか残っていない。それを借りてきた。

そもそも我が家(といっても男どもだけ)のスターウォーズ熱はいつから始まったのだろう。スターウォーズ展を観に行ったときからだったっけ? いやあ、そのときにはすでにエピソード1はDVDで観ていたように思う。

まあいいや、いつだったか忘れたが、とにかく子供たちにもスターウォーズの世界を知らしめたく思って、WOWOWの日本語吹替版放映を一生懸命録画したのを覚えている。義父がビデオを持っていることは知っていたが、英語音声の日本語字幕版だったので、子供たちと一緒に楽しめないからだ。WOWOWで放映していたのは、当然特別版だった。(→ちゃんと記録していました



前三部作のDVDセットが出たときにはさっそく購入した。DVDで観るエピソード4・5・6は、とても30年前の映像とは思えないほど美しかった。新たに加えられたCG処理されたシーンも違和感なかった。古さを感じるのは映像の作り方であって、それは仕方のないことだ。そういう意味ならエピソード1でさえ古いと思う。しかし映像的には、エピソード1・2と遜色ない美しさだった。

しかし今回、あらためて昔のビデオをみて驚いた(まだEP1だけだけど)。テレビサイズに左右をカットされ色褪せた映像は70年代そのものだった。とても古くさい大昔のSFという印象だ。DVDによってデジタル画面で蘇った映像とは全く異なる映画のように思えた。映像の美しさでこんなにも印象が異なるのか!

さらにルーカスが差し替えたシーンやCG処理を施したシーン、追加したシーンなどを確認できた。単に映像的な美しさだけだったらまだ古めかしさは残ったかもしれない。しかし、これらのシーンは現在の映像技術で作成されている。この最新技術が導入されたシーンによって、スターウォーズ前三部作は現代に蘇ったのだった。いまさらながら、ジョージ・ルーカスは偉いなあ。


水 - 1 月 4, 2006   11:12 午後