町家で古道具・骨董市


昨日の研究会の場所は京町家を改装したレンタルスペースbe-京都 (新町上立売上ル)の和室だったが、前回利用 した時と同様に、庭を眺めながら座卓ってのは、自宅でくつろいでいる様な気分になってなかなかよろしい。ギャラリーでは古道具・骨董市を開催していた。

その骨董市は、近所のお風呂屋さんが建て壊しになるときに出てきた古道具を譲ってもらったことに端を発し、地域の人たちの協力を得て、眠っていた古道具を持ち寄ってもらい、展示即売会として開催しているものだった(館長談)。

館長の人柄もあるのだろうが、地域に根ざしたギャラリーの展開が、地域に馴染んでいる様子を伺い知ることができる。館長のブログ も発見。

骨董市では、鎧甲冑なども展示されていたが、そういう歴史的な骨董品は別として、今はもう使わなくなった日常生活品が展示されていて、ちょっとした生活史博物館的様相も呈していた。おもわず5つ玉のソロバンを買ってしまった(500円)。酒屋さんが使っていたものだそうだ。

8月22日まで、お盆中も開催。


日 - 8 月 12, 2007   10:14 午前