京都の町家


京都市上京区新町通上立売を上がったところ、同志社大学新町校舎の北側、京町家を改装した貸ギャラリー『be京都』で、本日の研究会はあった。

会場への案内は、ステーションだったので、それらしきものを探したが、斬絵展を開催してる町家はあったが、それかどうか迷った。表のポスターに、『be京都』(株)ギャラリーと書いてあったのをみて、ようやくここだと思った。

表に面した部分は土間がギャラリー。奥に続き間が2間あって、その奥は中庭。中庭に面した8帖の間が研究会の会場だった。東西に長いうなぎの寝床。ギャラリーから中庭に風が通り抜けて、気持ちいい。自宅にいるような錯覚に陥る心地よさ。ずっとその場に居続けたい。

そこで、京町家の改修事例の報告をきいた。京町家の持ち味を活かした改修工事。オモテからウラへの風通しを重視したプラン。こういう町の、こういう住宅に住みたい。

学生時代の下宿を思い出した。下鴨狗子田町。北山通から10メートルばかり下がったところ、もっと小規模な町家を学生用下宿に改造したものだった。学生の下宿だから住めた様なところ。でも、また京都に住みたくなった。





土 - 5 月 26, 2007   09:54 午後