カビだらけ


わが家は傾斜地に建つメゾネットタイプのマンション。メゾネットといっても1階部分の南面している住戸にだけ地下室があるだけで、その地下室というのも居室扱いではない。

要は容積率対象面積から除外されるので、デベロッパにとっては住戸面積を増やせて販売価格に反映できるというありがたい制度を活用したものだ。専有住戸面積の割には他の住戸より安価だったのは、そういう理由だった(でも税金は変わらない)。

というわけで、南面する傾斜地にあるのに、隣地との間にわざわざ擁壁(ようへき=土砂の崩落を防ぐため、高低差のある敷地境界などにつくるほぼ垂直な壁)をこしらえて、ドライエリアのある地下室になっている。たぶん擁壁にしないと地盤面が変わって高さ規制に引っかかったんだろうな。

地下室の採光はそのドライエリアからしかない。しかも居室並みの採光部ではない(約20平米の床に対して1間の腰窓のみ)ので、風通しは最悪。それに床はどうもステコンに直根太っぽくて、梅雨時は床から壁から湿気があふれでてくる。

入居当初、上階(1階)の居室に搬入することができなかったシステム家具を、急遽すべて地下において、衣装部屋兼物置として使っていた。しかし、ほとんど人が出入りしないということは、ほとんど換気もしないということで、梅雨時に革ジャンなどがカビだらけになってしまった。あわててパパの仕事部屋として使うことにした。すくなくとも使っている時は部屋の空気が対流する? それ以来、オペラ座の怪人のごとく地下で仕事をしている。

しかし、やっぱり毎年梅雨時にはカビに悩まされる。パパの仕事部屋となったのはいいのだが、物置状態からは脱却できず、さらに改造予定の古いMacがもう何年も手つかずのまま山積みされたまま放置されているのだ。さすがにパソコンにはカビは生えていないが、使い物にならない状態であるからカビがはえているのと変わらないかも。

さて、そういうカビだらけの部屋にいて、健康に害はないのだろうか? きっと悪影響あるよなあ。

しかしそれより怖いのは、台所のカビ、カビの種類もちがうし、口に入れるものを調理するところなので、カビはこわい。なんとかならないか。

またお風呂の黒カビ、これもいやだなあ。カワック君というガスヒーポン式の乾燥システムがあるのだが、中途半端に使うと余計にカビが生える様な気がする。それでも冬どきはまだいいが、夏に乾燥機つけると暑くてたまらん。やっぱり強制換気より、自然通風確保できてる方がいい。

そうそう洗面もカビが生えやすい。風呂場のカビが飛んでくるのか?

どうしてこうカビだらけなんだ。


火 - 8 月 14, 2007   12:56 午前