半身浴、再開


しばらく多忙な時期がつづいたので、半身浴をするだけの心のゆとりがなかった。時間がきになってゆっくり浸かってられないのだ。でも湯船につかりながら読む本として『指輪物語』を買ってから、時間をかけた半身浴を再開した。

やっぱり30分から1時間かけてゆったりとしていないと、疲れがとれない。忙しい時ほど、また疲れている時ほど、半身浴が効果的なのだ。

うっかりすると、半身浴読書の方法さえ忘れかけていた。それほど中断していたというわけだ。

本とタオルをもって浴室にはいる。
イスを湯船ちかくにおく。
イスをタオルで丁寧に拭いてそこに本をおく。
本にお湯がかからないように気をつけて、かけ湯をする
湯船に入って、まずタオルで両手を拭う。
手が湿っていないのを確認して、本を手に取る。
両手を本をお湯より高くあげて読み始める。
しばらくして手に汗がでてきたら、いちいち拭う。
汗で本が濡れないようにするため。

まあこんな手順。湿気ムンムンの浴室のなかでも、不思議と本はふにゃふにゃにならない。

ただ一度だけ、読みながら眠ってしまって、本を濡らしたことがある。ちょこっとだけ、湯につかった瞬間に目覚めたので、本が傷むほど濡れなかった。

というわけで、読書と半身浴は切っても切れない。


火 - 10 月 24, 2006   03:46 午前