仕事中に眠たくならなければタバコはいらない


先日、今禁煙中なんですよ、と同僚のN先生にいうと、禁煙してると眠たいやろうと返された。確かに慢性的に眠たい。もともと常時睡眠不足状態なのでいつも眠たいのだが、今ではほんとうにいつでもどこでもすぐに眠れる。

そういえば、タバコをたくさん吸っていたのは仕事中。眠気をさます効果を期待していたことがおおい。実際効果はすぐに現れるが、すぐに切れる。だからつい本数が多くなる。眠たくなったら吸ってから仕事というのが日常だった。

お酒の席では本数が多くなるのも、アルコールが緊張を解きほぐして脳を弛緩させるのに抵抗しようとしてニコチン投入したくなるかららしい。要は眠気覚ましの一服と同じ効果だ。

禁煙して気づいたのだが、仕事してて眠たくなったときにそれを取り払うものがない。カフェイン入りミントやガムは効果があるかもしれない。が、ちょっとちがう。それが喫煙習慣に逆戻りするきっかけになりそうで、ちょっと不安。

いっぽう、夜に眠たいときは寝る、ということを素直に実行すると、寝不足は解消し、昼間に眠たくなることはないだろう。つまり夜中に無理して(眠気を醒しながら)仕事をする、ということをやめれば、昼間にたばこを吸いたくなることもなく、タボコを止めることができるのだ。なんのことはない、健康的な生活をすればいいのだ。

それができなかったからいつまでもタバコに頼ってきたような気がする。生活習慣病とはそういうものだ。

ところで大学の研究室、タバコの匂いが染み付いていて、最近自分でも臭いと思う。こんな臭い部屋だったのか。


木 - 2 月 2, 2006   01:18 午前