ルチア・ポップの「私のお父さん」と「夜の女王」


森麻季の「私のお父さん」が気に入って、シュワルツコップにたどり着いたが、他にもっと森麻季のような歌い手はいないのかとさがしていときに思い出したのがルチア・ポップ。

ルチア・ポップはサヴァリッシュの《魔笛》でパミーナ役が愛らしい。《魔笛》は、数年前に、初めて買ったオペラのDVDなので、印象深い。

YouTubeはすごい。すぐに見つかった。そして、ルチア・ポップ最高!
オケも上手い、どこのオケかわからないのが残念。シュワルツコップより情緒が豊か。森麻季よりいいのは、オケが上手いせい。映像は静止画なのでCDからアップされたものにちがいない。

‪Lucia Popp - O mio babbino caro‬
http://www.youtube.com/watch?v=XTvoCqk0nbk


ついでに見つけたルチア・ポップの「夜の女王」(1969年)を観て、感動!!!!!!!
威厳に満ちた品格のある女王。刺々しく突き刺さる様な声で狂乱する女王ではない。ややテンポがゆるくなるのも、かえって効果的。

Lucia Popp ‪- The Queen of the Night, 1969‬
http://www.youtube.com/watch?v=pDUyA-fVie8&feature=related


一時期「夜の女王」のアリアに凝っていろいろ検索したけど、ルチア・ポップには出会わなかった。この動画が2010.11.14にアップされているからだ。タイトルと説明には、1969年とあるが、調べてみると、オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団のCDは1964年録音。音源が同じかどうかわからないが、テンポが遅いのはクレンペラーの演出か。

て、さらに驚くことに、シュワルツコップが侍女で出演してる。

そして、もっと驚くことに、この《魔笛》は台詞がなくて音楽だけで進行するらしい。


日 - 11月 20, 2011   03:15 午後         |