バーバラ・ボニーのアヴェマリア


3種類(シューベルト、バッハ/グノー、ブルックナー)のアヴェマリアが入ったCDを聴いた。癒し系でクリスマスに相応しい曲ばかり入っているので、ぜひお聴き下さいといって職場の女性がわざわざ貸してくださった。

手渡してくれるときに、バーバラ・ボニーがシューベルトのアヴェマリアを歌っているCDだったかどうか確認して、貸してくれた。バーバラ・ボニーの歌唱であることが重要だったようだ。

バーバラ・ボニーは歌声が美しい。透き通るようにきれいだ。

最近ワーグナーの歌劇(楽劇)ばかり聴いているので、重厚長大な管弦楽に支えられた楽劇のなかの歌曲に対して、ピアノ伴奏だけのアヴェマリアはとても清廉な気分になる。

それにしても、クラシック音楽の歌手については、ほとんど何も知らない。ここ数年聴き始めたオペラでさえ、歌手を聴き分けているわけではない。クラシックファンでなくても誰でも知っている歌手しか知らない。バーバラ・ボニーは知らなかった。

オーケストラや指揮者については、はやり好みが反映されるが、特定の歌手のファンになるということが、まだまだ先のことのように思える。

いまは、オペラを聴くだけて満足している。

クラシック音楽は、奥が深い。


水 - 12 月 17, 2008   08:09 午前