宝を入れた土の器


本日のチャペルアワーは、韓国のゴスペルのコンサートだった。ゴスペルということで、映画「天使にラブソング」や「ブルースブラザース」なんかを思い浮かべていたが、若い夫婦のデュオ。2人ともギターを弾きながら歌う。実に明るく歌う。気持ちが明るくなる。良いコンサートだった。

ゴスペルというのは、ジャズの流れのなかにあるとおもっていたのだが、どうも違うようだ。要はキリスト教の礼拝のときに歌うイエスを礼賛する歌、というように思えた。(←未確認)

それにコーラスというイメージもあったが、デュオ。また、ゴスペルとアカペラをごっちゃまぜにしてたが、生の声ではなくて、PAをつかって普段のチャペルらしからぬ大音響。

しかしなによりも、明るい表情で歌う姿をみていると、自然と元気になる。歌詞はイエス礼賛。屈託なく素直にイエスを賛美して歌っている。

賛美歌なんかを人前で歌うとなんとなく恥ずかしいという思いがあるが、彼らの歌にはそんな気持ちはまったくない。それに、私はどうして神を信じるようになったのかと、高校のときに唱えたお祈りを、会場のみんなに復唱させた。新鮮な祈りだった。イエスを近くに感じ取れる。韓国での祈りの常套句なのだろうか。

あたらしいスタイルの布教活動のように思えた。

チャプレンにきくと、日本でもこのようなやり方がふえてきた、とのこと。


木 - 12 月 20, 2007   11:56 午後