高槻ジャズストリート2007


昨年に引き続き2度目の出演。今年は会場が変わって、城跡公園に隣接する高槻第一中学校の特設ステージだった。城跡公園や城跡公園市民グランドでの演奏を目当てにくる人たちが、途中で寄ってくれたりしたらありがたい。

演奏開始は1時。12時ごろに会場近くまでくると、市民グランド会場での演奏が聞こえてきた。中学校でのステージはどこだろうと、校門まできてみると、なんと校門を入った中庭のずっと奥のほう。これではお客さんが集まらないのでは? とちょっと不安。

今日は日差しはそれほどキツくなかったが、暑い。そして風がキツい。建物に囲まれた中庭だからかもしれない(いわゆるビル風?)。セッディングの最中にもシンバルが倒れた。風にのせられて、ちょうど風上にあたる市民グランド会場の音がよく聞こえる。演奏しているのは、この第一中学校の吹奏楽部。うちと違って大勢のメンバーがいるのだろう、良い演奏している。

市民グランド会場での演奏が終わると、こちらはほぼセッティングがすんで、待機状態。チューニングをはじめた。知り合いを中心に客が入りだした。でも見知らぬ人もいる。さすがジャズスト、プログラムをみてわざわざ聴きに来てくれる人がいる。

本番5分前になると、アナウンスが入り、すこし緊張感。先に市民グランドでの演奏がはじまった。演奏しているのは金光大阪高校吹奏楽部。迫力ある音量に負けそう。もちろん聞こえてくるのはマイクを通した音。それでも中学校の校舎にコの字に囲まれた中庭に、よく響いていた。

定刻になってアナウンスが入ると、オープニング曲の演奏。会場がひろくなって、音がまとまらない。音量的に市民グランド会場から聞こえる音にまけてるんじゃないか? しかし建物に反響してるので、こいのぼりフェスタのときほどでもない。返しのスピーカからの音が聞こえないので、マイクでどれだけ拾っているのかは、わからない。聴衆は、中庭のベンチにゆったりと腰掛けて聴ける状態。曲間に部長が解説をいれながら、全部で7曲。

1.「フィエスタ・トロピカーレ」はラテンナンバー(オエコモバ、クアンド・クアンド・クアンド、エル・クンバンチェロ、ブラジル)のメドレー、
2.A列車で行こう
3.「サウンド・オブ・ミュージック」より、サウンドオブミュージック、ドレミの歌、一人ぼっちの羊飼い、さよならごきげんよう、エーデルワイス、すべての山に登ろうのメドレー
4.ムーンライト・セレナーデ
5.ひみつのアッコちゃんより「すきすきソング」
6.イン・ザ・ムード
7.レッツ・スィングは映画「スイング・ガールズ」で使われた曲から、メイクハーマイン、故郷の空、シング・シング・シングのメドレー

7は昨年も演奏した曲。3と5はこいのぼりフェスタでも演奏した。演奏のできは? 風がキツかったので、譜面が飛ばないようにとか、譜面台が倒れないようにとか気をつかってたので… と言訳しておきましょう。

解説もいれて約40分。あと1曲できたけど、これで終わった。それにしても、解説がなかなかよかった。ムーンライトセレナーデなど、ペットが怪我したので急遽クラに変えたらそれが存外によかったというグレンミラー楽団で初演の話を紹介したあと、でもうちのバンドにはクラがいない、という落ちまでついてた。

ジャズのスタンダードナンバーを盛りだくさんという選曲だが、みなが知っている曲だけに、まともな演奏するのが難しい。もうすこしビッグバンド風にスイングしないといけないな、と指揮者の指導不足をなげく。エキストラの卒業生は、ほとんど初見でよくやってくれた。しかし、もう少し新入生を入れないと、存続が危ういなあ。

今回もスタッフのみなさんにいろいろお世話になりました。ありがとうございます。


金 - 5 月 4, 2007   08:11 午後