マイスタージンガーの名盤は?


前奏曲については、ハインツ・レーグナーの右に出るものはないと思っている。が、実は、それほど聴き比べをしたわけではない。レーグナーのLPを買ったころ、ベームとかカラヤンとか機会があるごとに聴いたような気がするが、どれもしっくり来なかったように記憶している。以来レーグナーのが愛聴盤だ。

マイスタージンガーの前奏曲は、高校の吹奏楽部で演奏したように思う。演奏会の曲決めのときに練習だけしたのかもしれない。個人練習だけだったかもしれない。忘れた。

先日、ビデオをみて、もっといい音で全曲聴きたくなった(iPodに入れたくなった)。

こんなブログを見つけた。ちょうどマイスタージンガーを取り上げていたところだった。幕ごとにおすすめ盤をあげていくと趣向。
ワーグナー 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 ドホナーニ-音楽鑑賞雑記帳

第一幕のおすすめ盤は、カラヤン/ドレスデンシュターツカペレ。その解説に、管弦楽集の前奏曲だけの場合と、全曲のなかでの前奏曲とで、カラヤンの志向性が異なるという指摘が興味深い。

全曲を通しての名盤がクーベリック指揮バイエルン放送交響楽団のものであるらしい。聴きたい。


土 - 3 月 10, 2007   10:59 午後