ピアノ発表会で吹奏楽


今年のピアノ発表会では、ゲスト演奏として私が指揮者を務める吹奏楽部に出演してもらった。ピアノ演奏がすべて終わった最後に演奏。ピアノの発表会で吹奏楽の演奏があるってもの珍しいかも。

吹奏楽部がコンサートホールのステージで演奏するのは初めて。新歓のときに体育館のステージで1曲だけ演奏したことはあるので、それを含めると2回目になるが、数曲まとめて演奏する演奏会スタイルとしては初めてということだ。もっともコンサート専用ホールではないのでステージに反響版があるわけでもなく、収容人数も154名と少ないが、それでもステージでの演奏というのは結構緊張するものだ。

さらに楽屋は防音もされていなくて狭く、着替えることくらいしかできない。つまり、リハーサルのあとは本番まで音が出せない状態で、本番。補講の関係でリハに参加できなかったメンバーは、チューニングの音しか出していなかった。嫌でも緊張感は高まる。

リハのときに驚いたが、普段練習しているチャペルとはちがって、ステージ上ではほとんど残響がない。部員によると隣の音くらいしか聴こえないという。普段あまり響きするところで演習するのはマズいと実感した。それでも今回は本番ではなんとか響いていたように思う。

ところで、今回は発表会の記録としてビデオ撮影をしていたが、あとで観て指揮者の後ろ姿がバンドのイメージを決める重要な要素であることを発見。背中を丸めた姿はどう見ても印象が悪いし、体重を方脚にかけている姿もみっともない。指揮の振りが小さくて客席からは何しているのかわからない。などなど、いろいろ反省することしきり。次回演奏までに改善を図ります。


日 - 7 月 16, 2006   02:37 午前