指揮棒を自作


ネットで調べて600円ぐらいの指揮棒があることに愕然とした。高価なカーボンの指揮棒で譜面台を叩くのはもったいない。カーボンのは本番専用とすることにした。というわけで、日曜日の夜、練習用の棒を菜箸で自作した。

安物の菜箸なので、すでに歪んでいる。

握りの部分は、子供の部屋を物色してみつけた。何かの部品のように思うが、軽い木製の球で、ちょうど穴があいていたの好都合とばかりに拝借してきた。球の大きさもヤマハ店でみたコルクの握りと同じくらいだったから。空いていた穴はちょっと大きめだったが、菜箸に両面テープを巻き付けて固定している。なんか木琴のマレットみたい(写真は、上から指揮棒ケース、カーボンの指揮棒、自作の菜箸指揮棒)。
tact

譜面台を叩いて音をだすとき、指揮棒のどの辺りで叩くと反動が少なくいい音がするか、いろいろ試したものの、なかなかスィートスポットを見つけられない。
そのへんが所詮自作指揮棒。しかし自作指揮棒を振ったあとでカーボンを振ると、めっちゃ軽い。自作指揮棒は大リーグボール養成ギブスか。

明日(3日)は、高槻ジャズストリートの本番。学生たちの演奏はいい感じだ。でも、指揮者が練習不足。本番でテンポまちがえたり、指示出し間違えたりしそう。


火 - 5 月 2, 2006   11:39 午後