吹奏楽の指揮


ハンドベルとちがって、やっぱりむずかしい。素人が見よう見まねでやってきたハンドベルの指揮。指揮というより練習指導でした。

ハンドベルは単音のベルを各自がもって鳴らすわけだから、ひとりの持ち分は2音とか4音とか。人だけでメロディを担当することはほとんどない。だれかと順番に鳴らしながらメロディができあがる。そういう意味では全体でひとつの楽器という感じなので、普通の合奏とはちょっとちがう。それをまとめる役だった。

まとめ役と言う点では吹奏楽も同じだし、全体の音楽づくりという点でも同じとおもうけど、指示出しとか、強弱の付け方とか、楽器毎の注意をはらいながらするわけです。

今日練習したのは、新入生歓迎のための曲「キューティハニー」。指揮棒振ってるだけでみんなちゃんと演奏する。ちょっと練習できてないところもあるけど、それを練習するのは合奏の時間じゃないだろう。だとすると、合奏のときには何を練習する? 強弱とか音のバランスとか。そういえば、客席で聞いているときにはそういうのが気になる。その気になることを練習すればいいのだ。なんておもうけど、指揮者の位置にたつだけで、もうそんな思いはぶっ飛んでしまう。つまり演奏を客観的に聞き取れない。

はあああ、先が思いやられる。もっと音楽を、指揮法も、勉強しなくちゃならない。


木 - 3 月 23, 2006   10:52 午後