Safari4とGoogle Chrome、タブブラウジングのしやすさではChrome


Safari4ベータ版を使っていたのだが、ソフトウエアアップデートによってSafari4正式版が供給されたのを知って、アップデートするかどうか迷った末に、やっぱり安定バージョンを使うべきとおもって、アップデートした。ベータ版ではWebページの保存ができないことが多かったからだ。

残念だったのは、ウインドウ最上部にあったタブが、従来のようにツールバーの下に位置したこと。ベータ版における最上部のタブは、ウインドウ周りがスッキリしていて気に入っていただけにとても残念。

タブブラウジングでページをたくさん開いていると、ページタイトルをまともに表示できないからだろうか。どうしてもページタイトルをまともに表示したければ、そのときだけ新規にウインドウを開けばいいわけで、あまり需要なファクターではないように思う。ツールバーが1行増えたような印象で、ゴテゴテして煩雑になった気がする。

それに、ず~と以前にSafari4開発バージョンに搭載されていたWebアプリで保存する機能は、やっぱり搭載されていない。デスクトップからアイコンダブルクリックでWebページにアクセスできてとても便利だっただけに、これも残念。

一方、Google は、MacOSX版のChromeをようやく公開した。

という記事をどこかで読んで、 さっそくダウンロードして使ってみたが、実は、まだ正規版ではないようだ。しかし、使い勝手はSafari4より良いという印象。一つの検索窓でURLとGoogle検索のどちらにも対応しているのが使いやすい。

それにレンダリングが速い。気持ちいい。

Safari4は、Windows版Chromeを真似た様な印象だったが、MacOSX版のChromeを使ってみて、AppleとGoogleのWebブラウザにかける意気込みの違いを感じた。ただし、まだまだ開発途中のようで、いろいろと不具合もあるようだ。Chromeの可能性に期待したい。


土 - 6 月 13, 2009   01:08 午前