iMacのディスプレイ輝度の設定が保存できない自宅用に3月末にアップルストアに発注した新しいiMac(2.66GHz/24インチ)が4月14日にようやく届いた。注文確定から2週間以上かかった納期! アップルストアの在庫管理がマズいのいいとしても顧客対応はヒドい。そのことはまた詳細に書くとして、新iMacを使い始めて、いろいろトラブルに遭遇中。
24インチのiMacはデカい! これまで愛用していたPowerBookG4(アルミ15インチ)がミニチュアのおもちゃのように思える。
しかし、それにしても明るい画面! 明るすぎる。初期設定のままでは明るすぎて眩しい。目が痛い。 私は、仕事でパソコンを使い始めた25年前、頭痛に悩まされた経験から、パソコンモニターと、その設置に関しては細心の注意を払ってきた。解像度が高くなってもチラツキのないモニターを選んで、画面の位置は目の高さより上にならないようにしてきたし、輝度は出来るだけ落として使ってきた。長時間使うには暗く感じるくらいのほうが疲れなくていい。 ところがiMac 24インチはデカすぎて、画面上部を見上げる位置にしか設置できないうえに、明るすぎる。とくに自宅では深夜の作業が多いので、画面が明るすぎるのは困る。これでは長時間作業できない。 さっそく、システム環境設定>ディスプレイ で、輝度を最小値に設定した。それでもまだ明るすぎる。 しかも、再起動のたびに、輝度の設定が初期値に戻ってしまう。 同じ時期に買った職場のiMac(20インチ)では、輝度の設定が保存されているので、このiMac固有の問題かな。移行アシスタントを使って、PowerBookG4の環境を移行したからだろうか? ネットで調べてみても、同様の症状は見つけられなかった。ちょっと気持ちが悪い。 しかし、驚いたことに、iMacの輝度が明るすぎるという記事がたくさん見つかった。 iMacがノングレア画面をやめて光沢画面に代わったとき、DTPのための色の再現性を画面に求めるのをやめて、Windowsのように写真や動画をディスプレイで表示することを重視した方向に代わったとだと感じた。つまりテレビのように動画(DVDなど)を見ることを重視するほうが、万人受けするということだ(確かにiPhotoに蓄えていた写真がこれまでより美しく表示されるのには驚いた)。 さらにバックライトにLEDを採用して輝度をあげた(LED Cinema Display)。 光沢画面への周辺環境の映り込みもLEDバックライトが十分に明るいので、それほど目立たない。というAppleの言い分をどこかで読んだ記憶がある。 その結果がこれだった。iMacのディスプレイはLEDではないけど、まぶしすぎるのは、私だけでなかった。ここ数年、店頭でしか新しいMacを見たことがなかったのだが、最新のiMacに限ったことではないようなので、とても困ったことだ。Appleは、どうにかしている。 (追記090501:LED Cinema Display と iMacのディスプレイのことを混合してたことに気づいたので、ちょっと文章を書き直した。) ○ いずれにしても、ディスプレイの輝度調整を起動のたびにやり直すのはとても面倒。なんとかならないものかと思って調べているうちに、Macのディスプレイの輝度を調整するソフト Shades を発見。Shadesほかにも同様のソフトがあるようだけどShadesの評価がいいようだ。 Shadesを使うと、システム環境設定の値よりもさらに暗くすることができるのが良い。しかもシステム環境設定側で最大値にもどっても、予めそれを想定してShadesの値を設定しておけばいい。とりあえず、不具合を回避できた。 ○ ここまで書いてて、再度ググっていたら、Macな日記 の2008年9月15日の記事に同じ症状を発見。 iMacのディスプレイ、眩しいので目一杯下げているのですが、再起動すると最大輝度になってしまうのです。ディスカッションフォーラムにも載っていて、どうやらGeForce 8800 GS搭載機の不具合の模様。とりあえず最低輝度から一つ上げるだけで設定を覚えてくれるようで、試してみたところ、一応は解決しました。 検索語の組み合わせで見つかるときと、そうでないときがあるのか、この記事はこれまで見逃していた。私のiMacのグラフィックカードは、NVIDIA GeForce 9400。グラフィックカードの問題でもないような気がする。さっそくディスカッションフォーラム 「起動するたびに輝度が最大になる」をみてみる。 最低輝度より少しだけ輝度を上げると、輝度の設定は保存されることを確認。 ○ それにしても、アップルはどうして、こういう情報をディカッションフォーラムで扱っているだけにしておいて、サポート情報(トラブルシューティング)に既知の問題として正式に公表しようとしないのだろうか。また、ファームウエア開発中とか、調査中とかいいつつ、いつまでたっても解決しようとしていない姿勢には、毎度のことながら辟易する。 ユーザーは既知の不具合を知らないまま、多大な時間を浪費している。 |
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カレンダ
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Total entries in this category: Published On: 1 月 24, 2010 01:08 午後 |