ファイル名を日本語で吐き出すiWeb(iLife'08)は使いものにならない


カミさんのホームページを新しく作り直すにあたって、iWebを使ってみた。このブログを作成しているiBlogも開発・サポートが打ち切られたみたいなので、代わりのツールを探すためにiWebを試してみようと思った。

無料で1GBまで使えて広告も入らないFC2のホームページにユーザー登録し、とりあえず旧ホームページ(きよこのピアノレッスン)をほとんどそのままアップした。

若干の修正は、Dreamweaver MX(旧バージョン)で行なった。かつてホームページはずっとこれで作成してた。マクロメディアがアドビに吸収されたときは、Dreamweaver もなくなると思って、GoLive を使おうと試みたものの挫折した。久しぶりに使ってみて、やっぱり GoLive より断然使いやすいと思う。

しかし旧ホームページは、トップページが貧弱なので、実は多いに手直ししたい。

そこで、あとからカミさんだけでも追加修正維持管理ができるようにと、iWeb(2.0.4)を使ってみることにした。

ネタは旧ホームページから流用しながら、最新のネタを入れつつ、ようやく作り上げて、アップしてたら…

なんと、ブログのページが表示されない。表示されないどころか、FTPでアップされない。

ちなみにFTPは定評のあるCyberduck(2.7.3 ja)を使ってみた。

ローカルではきちんと表示されるのに…

と思ってローカルのファイルを確認してびっくり!!!!!

ファイル名が日本語になっている!!!!!

とくにブログ用テンプレートでつくったファイルは、フォルダ名さえ日本語!


上図の「エントリ」「アーカイブ」はそのままフォルダ名になり、そのフォルダのなかに、エントリ毎のタイトル名(日本語)を冠したファイルが保存されていた。

なんということだ。

インターネットのWebコンテンツを作成するソフトが、日本語(2バイト文字)をファイル名にして吐き出すとは、言語道断。そもそも、エントリのタイトルをそのままファイル名にしてしまうのが意味不明。英語圏の人はそれでいいだろうが…

さらに疑問は、フォルダ名まで日本語だということ。

いったい、ここまで時間をかけてつくったコンテンツはどうなるんだ。

と嘆いてもあとの祭り。

ネットで検索すると、周知の事実だった。がっくり。いまさらながら、あきれ果てる。

当然ながらアップルのサポートには、この問題に関するコメントはない。

ファイル名を英数で書き出す極意を解説したページを見つけたが、そこまでカスタマイズして使い込む気もしない。

若旦那の独り言 Ver.X

Wordpressa » Blog Archive » iWebハック?

アップルがよくやる失敗で、Appleのやり方をそのまま受け入れ、真の日本語対応にしない悪い癖だ。(iTunesが勝手にジャンルを日本語名に変えるのも日本語ローカライズの失敗例。関係ないかもしれないが、QuickTime7.6の詳細はまだ日本語訳がない。)

操作が簡単をウリにして、墓穴を掘ったという感じだ。

iWebは使い物にならない。

(MobileMeでは日本語ファイル名でも使えるとか? ほんとかなあ? 試してみる気もしない)

iLife'09では改善されているのだろうか。

RapidWeaver(ずっと以前に購入した古いバージョンがある)を使って、作りなすことにする。




水 - 2 月 18, 2009   10:45 午後