iPhoto で大量の写真を印刷しようとすると準備に時間がかかりすぎる


ピアノ発表会の写真156枚のインデックスを印刷しようとして、156枚の写真を選択しメニューから「プリント」選択すると、延々と周り続ける虹色ディスクアイコン。フリーズしたのかと思う。実際、アップルメニューから「強制終了」を開いてみると「応答なし」の表示。

ただし、この「応答なし」は信用できない。割り込みが効かない作業中のときは、すべて「応答なし」と表示されるからだ。iPhotoの大量写真の「プリント」の場合は、しばらく待っていると、ようやく印刷のためのダイアログが表示される。

「標準」(1枚ずつプリント)で設定されている内容を、「インデックス」に選び直すと、再び虹色アイコンで待たされる。

いずれも、いつまで待たされるのか見通しがないので、いらちの私はフリーズしたものと思い込んでしまう。この仕様はだめだ。待機させるために、進捗状況を報告するスライドバーを表示させるか、もしくは作業をもっと迅速にこなすべき。レイアウトなんて、JPEGファイルのサムネイルをつかって作成すればもっと迅速にできるのではないだろうか。どうもiPhotoはオリジナルファイルのデータを読み込んで、レイアウト作業しているように思える。そのほうが印刷時の待ち時間が減るのだろうが、レイアウト変更したいときに延々と待たされるのは、とても困る。

さらに、腹が立つのは、レイアウト変更キャンセル後の戻り先。

インデックスシートのレイアウトを変更しようとして「カスタマイズ」を選択すると、「プリントプロジェクトを読み込み中」と表示されて、インデックスのレイアウト変更のウィンドウになる。ところが列数を変更してみたものの、やっぱり元のままでいいと思って「キャンセル」をクリックすると、「イベントギャラリー」になるのだ! 元のページに戻らない。いったいどういうことだ。

それに横に並べる枚数(列数)しか変更できないので、勝手に縦の枚数をiPhotoが決めてしまう。つい先日試したときは、1ページに8枚レイアウトしたように思うのだが、それができない。

しかたなく、もういちどアルバムを選択しなおして、すべての写真を選択しなおして、「プリント」をクリックして、延々と虹色ディスクアイコンが廻り続けるのを、再び見ていないといけなくなるのだ! この仕様は絶対おかしい。キャンセルしたんだから、直前の状態に戻るべきだ。

気を取り直して、もういちどプリントダイアログが表示されたときに、今度は用紙設定をA4フチなしに変更すると、たったそれだけのことでまた延々と周り続ける虹色ディスクアイコン。もういい加減にしてくれ。


日 - 7 月 20, 2008   03:31 午前