Spotlightのインデックスファイル異常と発熱の関係


どうもSpotlightのインデックスファイルが壊れたようなので、再構築する方法を知りたい。ところが、OSXのヘルプにも、アップルのサポートにも、そんな情報がない。またか、何かトラブルはすべてディスカッションボードまかせのアップル。この体質はなんとかいてほしい。

まず、ググって見ると、いきなり出てきた「OS X ハッキング!」というマイコミジャーナルのコラムの「Spotlightトラブル対策室 」。2006年6月1日の記事。

いつの間にやら「mds-crash-state」がルートディレクトリにできていたら、Spotlightがインデックスファイルの更新が異常終了したということらしく、このファイルがある限り、インデックスは更新されないという。

そういえば出来ていた。わけのわからないファイルだったので、ついさっき捨てたばかりだ。そしてそこに書いてあるとおり、ターミナルでコマンドをうちこんでみたものの、再構築が始まらない。

ほかをしらべて「sunaorex.com blog 」では、mds(Spotlightのインデックスファイルをつくるプロセスらしい)が暴走?するトラブルのことを知った。

そういえば、頻繁にディスクアクセスがあって、動作が極端におそくなっていた。これもメモリスロットの故障のせいでメモリが512MBしかないことによるものだと思っていたが、どうもmdsの暴走ということもあるらしい。

さらにmdsの暴走は、LAServerという言語解析プロセスに不具合と重なっているらしく、LAServerのPreferencesを削除するといいらしい。

以上、「mds/LAServer暴走対策メモ 」を参照したと書いてあるので、今度はそこを見てみると、
10.4.3になってからCPUが100%稼働状態になってしまうことがあり、これがなかなかおさまらず、しまいにはファンが回り出してしまうことがしばしば。

これ、この夏いらいずっとおなじ症状のような気がする。メモリスロットが故障したのは、この夏の暑さのせいではなく、mds暴走による発熱のためだったのかもしれない。

(発熱の要因として、もうひとつ考えられるのはSkypeだ。Skype中にはすぐにファンが回り始めて困った。全部重なってたのかあ。)

ちなみに、「OS X ハッキング! (134)」によると
インデックスはルート直下の「.Spotlight-V100」ディレクトリに保管されるが、root以外のユーザには閲覧さえ許可されていないことを考慮すると、通常は意識する必要がない存在と言っていいだろう。

らしい… その構築に失敗しても、一般ユーザには初期化する術がないとすると、これはたちがわるい。

とにかく、下記を実行。
~/Library/Preferences/com.apple.japaneseAnalysys/AppleContextualKKC.index/
の中に入っているAdaptiveMapとInputHistory.plistを削除して再起動すればOK。

再起動すると、インデクスファイルを構築しだした。しばらくして、残り20時間と表示される。そういえばTigerを始めてインストしたときは気長放置してたような気がする。しかし、これを書いているうちに残り3時間となっていた。

と、ここまで書いてきづいたのだが、OnyXのなかにSpotlightインデックスファイルの初期化という機能があったような気がする。


金 - 11 月 23, 2007   11:42 午後