iDiskでデータ共有は便利だけど…


iDiskの容量が、8月上旬ごろ、大幅に増えて10GBになった。増量前は確か1GB(メール込み)しかなくて、すぐに満杯になってしまい、頻繁に古いデータを消去しなければならなかったので、この容量アップは重宝している。

職場と自宅でデータ共有しているが、自宅と職場のMacのフォルダ構成が微妙に違っていたり、ファイルも微妙に異なってたりして、どれが最新版かわからなくなることがあるが、iDiskを常に最新版と決めておけば、ファイル整理もしやすい。

しかし、不満に思うことが2つ。

1.ファイルのタイムスタンプ
iDiskはタイムスタンプを保持してくれない。iDiskにコピーした日時が刻印されてしまうので、更新日だけを確認して最新バージョンであるかどうかの判断ができない。

ローカルディスクに保存してたフィイルを、数時間後にiDiskにコピーするとその時間が更新日になる。そのことを忘れてしまって、後日、ファイルのたいむスタンプをみると、iDiskのほうが新しいと思う。同じファイルだから被害はないが、これが自宅と職場でごっちゃになると手に負えなくなる。結局、ファイ名を変えてデータのバージョン管理せざるを得ないようだ。

2.iDisk上のファイルを開くと書き込みが遅い
デスクトップにたくさんのフォルダを開いたままにして作業していると、ローカルで作業しているつもりが、iDiskのファイルを開いていることもしきりにある。その書き込みが極端に遅い。たぶんコピーする速さとそれほど変わらないと思うが、保存はすぐに完了するという先入観があるからかもしれない。

先ほど、気づかずにiDiskからファイルを開いていたら、アプリの反応がフリーズしたかのように遅い。超おそい。いったん再起動しようと、データを保存したら、虹色ディスクが回り続けて、うんともすんとも言わなくなった。しばらく放置した。強制終了したかったが、まだ保存していない更新内容と測りにかけて、待つことにした。

ようやく保存が終わったので、システムの安定化のために、セーフブート。気がつくとローカルディスクにデータがなかった。唖然とした。さっきまでの作業は何? iDiskを探してみるとそこにあった。ほっとした。

iDiskから直接データを開いてローカルディスクのように使うのには、まだ無理がありそうだ。やっぱりiDiskはあくまでもバックアップ用かな。もっともコチラのプロバイダの状態にも左右されるだろうが。


それにしても、たったコレだけのサービス(メールもあるけど)が、月800円(正確には年間9800円)もするのは高い。もっとメリットはないのだろうか。


水 - 9 月 19, 2007   11:30 午後