PM3300C壊れた! プリンタトラブル顛末記1/3


ながらく使用してきたエプソンのA3ノビ対応プリンタPM3300Cがついに壊れた。

ワープロを白黒印刷すると問題ないが、カラーのPDFなどで文字をグレーにしたら印刷したら茶色く印刷される。以前からなんとなく茶色いとは思っていたが、よく見ると、黒と赤がずれていて、細い線の場合、その間に白い隙間があるのが肉眼ではっきりとズレが確認できる。当初、ドライバや色設定の問題だとおもっていろいろ試してみた。

当然ながらまずドライバを更新。まったく一緒。
ちがうアプリケーションから別の書類を印刷しても同じ。
別のマシンから印刷。変化なし。
MacOSXTiger(10.4.2)でもPanther(10.3.9)でも同じ。
MacOS9.2.2も試したが同じ。
以上より、ハードウエアの問題の可能性が大きいと判断。

ためにしにインクカートリッジを外してみた。なんと、ヘッダ部分がぐらぐらしている。学生たちの扱いが手荒いのだろうか。原因はこれだ! とおもって、ちょこっとずらしてみと、赤色のズレがほとんどなくなった。しかし色は茶色いまま。でもほとんどズレがないので見やすい。

ところがA3ノビ印刷3枚目で、再びズレが生じた。そういえば、ヘッダのところになんだかぐらぐらしている部品があった。たぶん固定用の樹脂部品が破損したのだろう。ズレが目立ったら、ヘッドの調整をしなければならない。

22日のうちに終了する予定だった出力が、結局ほとんどできなかった。

翌23日午後、ヘッダ部分に養生テープを貼ってズレが生じないようにして印刷。しかし最初から0.2ミリほどずれている。1枚印刷し終わったあと、ヘッドを調整しようとしたら、インク切れのランプが点灯。新しいインクカートリッジを装着してみたが、なんと、元の位置にもどらなくなった。あれ? 

そういえば、昨日、プリンタユーティリティを用いてヘッドをクリーニングしようとしたが、できなかった。あまり気にしなかったのだが、プリンタ側の機能がうまく作動していないということだったのだ。インクカートリッジを交換してボタンをおすと、もとの位置に戻ってヘッドクリーニングを始めるのが通常動作のはず。しかし、カートリッジ交換用の位置付近をうろうろしているだけ。電源コードを抜くなどしても同じ。交換情報を更新しないので、パソコンからは通信不能状態。どうしよう。ほかにA3ノビが印刷できるプリンタがない。

いますぐ必要でなければ、あせる必要もないのだが、学生がどうしても今日中に出力作業を終える必要がある。出力センターに持って行け、と突き放すことも可能だが、まだレイアウト作業しながら出力している状態。すぐ傍らで学生は平静をよそおって黙々と作業を続けているが、内心気が気じゃないのはこちら以上だろう。なんとかしてあげなければ。

ふと他の先生が個人研究室にPM3000Cを持っていることを思い出した。連絡してみたが留守デンになっていた。もっとも3000Cなら3300Cより出力が劣る。しばし考えた末、すぎに電気店に行って新調することにした。


土 - 9 月 24, 2005   01:49 午後