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現在の社殿は、享保二年(1742年)・天保十
三年(1842年)・明治十三年(1880年)に改
修され、昭和七年(1932年)に大阪城の設計
を手がけた古川重春氏の設計により改築され
た桃山様式の風雅な流造の社殿です。
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由 緒 略 記
当宮の創祀には諸説がありますが
平安末期(1000年以前)今福村の
開発されたときに創祀されたと伝えら
れています。
榎並荘今福樋の東南の小丘(伊勢神
宮の神税を納める斎蔵があったと言
い伝わる)に鎮座し榎並一荘(現在の
寝屋川以北の城東区域・旭・鶴見・都
島区に当たる)の鎮守社として崇祀さ
れた古宮であります。
荘内各村の開発と人口増加に伴い各
村が産土神を祀ったことから旧今福村
の産土神となりました。
後醍醐天皇の御代に法華神道がさか
んに信仰されたころ、三十番神(日蓮
宗の守護の神々)を合祀したころから
三十番神宮と称されるようになり、そ
の社号が文禄三年の検地帳に見るこ
とができます。
明治維新後、神仏混祀を禁じられたこ
とにより、もとの皇大神宮として称され
るようになりました。
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