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信仰の意義 |
11/07/07 |
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家を建てる場合、柱、屋根、壁建具、畳など、目に見えて何時も使う所は、
誰もが必要に迫られて整えていきます。
ところが、土台や基礎というものは、住む者が知らぬ間に作られています。
普段は、何の用も無いように見えますが、実は、この基礎や
土台がしっかりしているか否かで家の寿命が決定します。
人間の一生も、衣食、教育、道具を、必要に応じて整えていきますが、
信仰は、大変困難な事態に直面した時に、あわてて取り繕うので、
溺れる者が藁を掴む思いで、選択している余裕など無く、
又、知識もないまま迷信邪教に食いついてしまうことになってしまいます。
邪教でも何でも、それで命拾いをしたとか災難から逃れたと
一旦信じ込んでしまえば正しい教えに容易には戻ることができなくなってしまいます。
大地震や猛台風の直撃などにあって、基礎の弱い建物が倒れたり
傾いたりしてしまうように、
人間生活にも、大難に遭遇して不幸のどん底に突き落とされ
立ち直れなくならぬよう、
健全なうちから正しい信仰による精神修養を積んでいかねば、
悔い無き人生を送ることができないのです。
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