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var.17 |
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うらみ |
09/11/30 |
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「怨みに怨みをもってしたならば怨みの止むことなし。 怨みを捨ててこそ怨みは止む。」
怨みを心に持つことほど、自分の幸福を害するものはありません。
事によっては一生つきまとって、相手よりも自分の心を痛めることになります。
そして、双方が損害を重ねます。
憎悪とは死を選ぶ事しかできなくなるほど人生を毒するのです。
どんなに大きな怨みを抱きかかえていても命を失くしたなら、
誰に対しても一言半句の発言権すら無くなります。
逆に、これを晴らそうとすると怨みは無くならず、怨みその物が一層大きくなります。
苦を背負うて行くよりも 「怨みを捨ててこそ怨みは止む。
水と油のごとく、はじきあうことなく乳と水のように和合して楽しく生きよ。
打つ人も、打たれるひとも、もろともに、只一時の夢のたわむれとおもふ。」
怨みを晴らす・・・このような愚かなことをしているならば、
怨むことを捨てて心穏やかに生きていく道を選ばなければなりません。 |
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