家相の対極(中心)の定め方
家相の根本は、家の中央の定め方にあります。
真の中央の定め方、それは力学上、数学上の重心の点が厳正なる中央であります。
その定め方は、画用紙くらいの厚い紙に、家、或いは宅地の図面を正確に引き、
その形だけを切り抜いて、その重心を割り出します。
その重心の点が、家、或いは、宅地の真の中央となります。
それを中心として家の方位を定めます。
下記に、重要で災いを呼びやすい方位を列記しておきます。
ここに示すものは、最も重要なので、この方位を間違って使うと、
取り返しのつかない災禍が、起こりうる場合もあります。
一白 北玄武
子 : 此の方に不浄物あれば病気にかかりやすい。
池、沼あるは、盗難の害あり。
癸 : 不浄物おいても差し支えなし。
此の方に、門の入り口があるのは、永住しがたく、金銭散ずるという。
八白 北東 生門
丑 : 此の方に、カマドあれば家内に紛争絶えず。
台所あるは、病人絶えず、井戸あるは、変死者を出すと言われている。
艮 : 此の方の住宅、出っ張る時は、家内に病人絶えず、
狂人、不具者あり、又、子孫相続せず。
寅 : 此の方に厠(トイレ)あれば、中風病症にかかりやすく
また、子孫相続に災いあり。
大きな倉あるは、養子相続の家となる。
三碧 東 青龍
卯 : 本家より、高き建物あれば、人の為に損を招く。
四緑 南東 社門
巽 : 浴室又は便所等あれば、子供育たず 家内流産しやすくなる。
九紫 南 朱雀
午 : 不浄物あれば眼病、逆上、狂人を出す。
此の方、欠けこみたるは、不具の子が出来ると言う。
二黒 南西 死門
未 : 不浄物あれば主婦病身となり、神仏を祀るは、大々凶となる。
坤 : 此の方に便所あれば、家の婦人が、下の病を受ける。
張り出したるは、女主人となる。
七赤 西 白虎
庚 : 便所、浴室、差し支えなし。
カマドを置くと、口舌事論が絶えぬ。
西 : 不浄物あれば、家の娘、不義するか又は妾となる。
六白 西北 開門
戌 : 不浄物あれば、主人病気に罹る。
此の方に、屋敷神ありて、母屋に背いて居るは、剣難に遭うと言う。
亥 : 此の方に、墓あるは狂人を出すと言う。
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