仏堂のお話-2 |
これより「仏堂」を北から紹介しますが今だ訪れていない仏堂もあります。 |
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「瑞巌寺」は名所松島にあ |
形である筈が桁行13間、梁行右側が9間、左側が8間と少し変則的な建築であるの |
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「白水阿弥陀堂」は方一間の母屋に庇が四方に付いた建築です。屋根は栩葺(とち |
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「正福寺」は東村山市にあり東村 |
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方三間裳階付きで中の間が平行垂木、脇の間が扇垂木です。母屋は柿葺ですが裳 |
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「仏殿」は富山県で唯一の国宝 |
で仏殿の後方にある「法堂(はっとう・国宝)」の方が仏殿より規模が大きいです。 |
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「清白寺」は山梨県にあり周辺は有 |
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戸で、魅せられるのは木目の美しい柱です。 |
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「大善寺」は甲州葡萄で有 |
圧倒するような外観に比べ両脇の燈籠がペンシルのように細いのが印象的でした。 |
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「善光寺」は天平時代まで |
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なのは、庶民の信仰を集めた寺院だけに華麗になるのを避け質素を重んじられたか |
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「安国寺」は飛騨高山、白川郷の |
磨き上げられたものとなっています。 |
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「永保寺(えいほうじ)」は先述の「安国寺」と同じ岐阜県に存在しますが南と北に懸 |
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「開山堂」は国宝の開山堂として |
建築は祀堂と昭堂の2棟を相の間で連結されていて後の「権現造(神社)」の原型と言 |
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「明通寺」は日本海側では珍 |
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蔀戸で覆われており京都風の仏堂です。 |
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「三井寺(みいでら)」は通称 |
感じさせるお堂でした。 |
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「西明寺」は「本堂」「三重 |
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天台系密教寺院には、外陣が板敷の |
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「金剛輪寺(こんごうりんじ)」は |
る配置となっております。 |
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「善水寺」は岩根山にあり寺 |
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になっています。霊水と名物の「善水寺もなか」を賞味され、心豊かな寛ぎの時間を過 |
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「常楽寺」は各自で拝観料を |
さを誇る「三重塔」です。 |
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「長寿寺」は簡素な山門を潜っ |
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本堂の中備は「間斗束」であるのに目立つ向拝には「蟇股」が付けられており、同じ |
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「醍醐寺」は豊臣秀吉が催し |
裳階がないだけに非常に均整の取れた美しさを湛えた建築となっています。 |
上醍醐にある「薬師堂」と「清滝宮」を |
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早い復興をお祈り申し上げます。 |
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「浄瑠璃寺」は「九体阿弥陀堂」 |
通例ですが質朴で飾りもなく簡素そのもので、しかし、周辺環境は浄土の世界を具 |
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「平等院」は仏堂の前に苑池 |
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権力をほしいままにした藤原摂関家の唯一の遺構で浄土を具現化した最高の例で |
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「法界寺」はこじんまりとした |
で、正面の裳階屋根を薬師寺金堂、鳳凰堂のように一段上げてあります。 |
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「蓮華王院本堂(妙法院)」は俗称「三十三間堂」と言う方が世間に知られております。 |
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「大報恩寺」は俗称「千本釈迦堂」 |
見事なアクセントを築いています。 |
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「東寺」の正式名は |
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うではなく、正門から入るとまず最初に五重塔にお目にかかることになります。塔 |
「大師堂」は寝殿 |
![]() 大 師 堂(東寺) |
うに固有名詞となっております。 |
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「清水寺」に関しては「清 |
が眺められることが魅力の一つと言えるでしょう。 |
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「知恩院」は浄土宗の開祖 |
![]() 御 影 堂(本堂) |
御影堂は法然上人をお祀りした堂で、知恩院では最も重要な建築であります。 |
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「仁和寺(にんなじ)」は天 |
残す豪壮、華麗な造形美が息を吹き返したようです。目にも鮮やかな姿が歳月と |
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「観心寺」は大阪では珍しく |
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古いものと新しいものが調和した仏堂となっています。折衷様の代表作となって |
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「孝恩寺」は観音寺と孝恩寺が |
無堂(くぎなしどう)と俗称されるのは建築の際釘の使用を控えたからでしょう。 |
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「金堂」は世界最古の木造建造物として世界的に有名です。 |
「大講堂」は法隆寺再建時 |
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金堂は柱間が中央から脇間に向かって狭くなりますが講堂は総べての柱間は等間 |
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「夢殿」は東院の金堂で、 |
殿で三経の注釈書を作成中、難題が出る度に夢の中に仏が現れて解説を受けたとい |
東院の講堂だったのが |
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